(写真)門川陣営の新聞広告
京都市長選(2月2日投票)で現職の門川大作候補(69)を担ぐ「未来の京都をつくる会」は「大切な京都に共産党の市長は『NO』」との大見出しの新聞広告を26日付の「京都新聞」などに掲載しました。
これに、市民の共同候補、福山和人候補(58)=無所属新、日本共産党・れいわ新選組推薦、新社会党府本部・緑の党府本部支持=の勝利で市政転換をと奮闘する「つなぐ京都2020」の共同代表、西郷南海子さんが、ツイッターで「ひぇーー!!」「こんなデマ広告ってありなんですか??」とつぶやくと、瞬く間に拡散。「とにかく酷(ひど)い広告」「ヤケクソだな、よっぽどヤバいんだろうけど」などのコメントが相次いでいます。国民民主党の原口一博衆院議員も「良識を疑う広告。ヘイトではないか?」「この広告に国民民主党や立憲民主党の名前? どういう経緯で名前が出ているのか?」とツイートしました。
同広告では「京都はいま大きな岐路に立たされています。わたしたちの京都を共産党による独善的な市政に陥らせてはいけません」などとしています。
日本共産党の志位和夫委員長はツイッターで「現職市長陣営が、政策論争から逃亡して、ヘイト広告で選挙を汚すとは。福山和人さんの政策のどこが『独善的』? 市民の切実な願いをもとに、市民のみなさんと相談を重ねてつくったものじゃないですか? 民主主義を汚す人たちに負けるわけにいきません」とツイートしました。
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京都市長選 福山さんを応援
民主政治の明日切りひらく
市民連合呼びかけ人 法政大学教授 山口二郎さん
(写真)山口二郎さん
京都市民の良識と行動で、危機にひんしている日本の民主主義を立て直してほしい。民主政治の最大の敵は、あきらめです。どうせ変わらないとか、他に選択肢がないとか、あきらめ感が日本の民主政治を停滞させています。権力者が国民、市民の願いを聞くことなく、一握りの関係者や利害のために政治を動かしています。しかし、選択肢はあります。国政でも市民と野党の共闘で選択肢をつくる動きが広がりました。京都は、福山さんという大変すばらしい選択肢が存在しています。福山さんの政策は、具体的で市民の生活を支えていく思いが満ちあふれています。子どもの国保料を軽減する、大学生のための返済不要の奨学金をもうける。いま一番サポートを必要とする人への具体的な政策を出しています。福山さんという選択肢を選ぶことが、開発志向から市民のための市役所に変えます。国政は、安倍政権が断末魔の状態を呈しています。京都市民の良識こそが、日本の民主政治の明日を切りひらきます。(25日、京都市西京区での街頭演説)2020年1月26日(日)
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駐留費の負担協議/米軍への「思いやり」廃止こそ
きょうの潮流/青少年を手に入れるものは、未来を手に入れる―。
🎵 [久米宏] 久米宏 ラジオなんですけど 2020年1月25日
2020/01/17 UPLAN #モリカケ桜 シンポジウム 法治国家を破壊する安倍晋三の「嘘」と「私物化」
在日アメリカ軍の駐留経費の負担をめぐる日米の交渉について、アメリカ政府高官は中国が軍事力を増強していることなどを念頭に、日本に対して防衛費の負担を増やすよう求める構えを示しました。在日アメリカ軍の駐留経費の日本側の負担、いわゆる「思いやり予算」について、トランプ政権はことし行う日本政府との交渉でさらなる負担を求めていく姿勢を示しています。アメリカ国務省で東アジア政策を統括するスティルウェル次官補は24日、ワシントンで講演し、「トランプ大統領は日本を含む同盟国がアメリカとの防衛費の負担の差をなくすべきだとはっきり主張している」と述べました。そのうえで、「韓国との交渉を見ればわかるはずだ。5年、10年前と比べ、地域の安全保障の状況が変わり同盟国の能力も向上したことをよく考えるべきだ」と述べ、中国が軍事力を増強していることなどを踏まえ、日本にも負担の増加を求める構えを示しました。また、国務省で日本と韓国を担当するナッパー次官補代理も24日の会見で、同盟国に負担の増加を求めるトランプ大統領の考えを改めて強調したうえで、日本との交渉については「同盟とその能力を強化するためであり、敬意を持って行う」と述べ、摩擦を強めたくはないという考えを示しました。そのうえで「アメリカは日韓との条約のもとでの義務を重視している」と述べ、アメリカ軍の撤退は全く検討していないと強調しました。
「桜」疑惑 雇用 外交 気候変動
国民の声に背く政治追及
山下副委員長が代表質問 参院本会議
日本共産党の山下芳生副委員長は24日の参院本会議で、「桜を見る会」疑惑やカジノ汚職、消費税増税による景気悪化、フリーランス拡大の働き方改悪、対米・対中外交、気候変動についてただし、「世界の流れに立ち、国民に希望がわく新しい政治を市民と野党の共闘で切り開く」と力を込めました。(関連記事)(質問全文)
![]() (写真)質問する山下芳生副委員長=24日、参院本会議 |
山下氏は、「桜を見る会」をめぐり、“長年の慣行で招待者数が膨らんだ”とする安倍首相に対し、「問われているのは『長年の慣行』ではなく、首相自身が行った私物化だ」と指摘。2018年に自民党都道府県議の研修会参加者が多数招待されていたとの報道に触れ、「同年の自民党総裁選で地方票を獲得するためだったのではないか」とただしました。
安倍首相は「自民党内の推薦の経過等は政府として掌握していない」として明らかにしませんでした。
山下氏は、安倍首相が施政方針演説で拡大を表明したフリーランスについて、「最低賃金が適用されず、労働保険もない。『契約打ち切り』による解雇も企業の自由勝手で、労働者の権利ゼロ、究極の使い捨て労働だ。非正規雇用ですらない労働者を増やそうとしている」と告発。「人間らしい労働の実現が国際労働機関(ILO)をはじめとする世界の流れだ」と述べ、中小企業支援と合わせた最低賃金引き上げ、正社員が当たり前のルール、長時間労働の是正を求めました。
外交では、トランプ米大統領が在日米軍駐留経費の負担増を安倍首相に求めたと公言しているとして事実関係をただし、「不当な増額要求は拒否すべきだ」と主張。中国による領海侵犯の激増・常態化、香港市民の弾圧・人権侵害について、「首相は昨年12月の日中首脳会談で『憂慮する』と述べただけだ。抗議一つしない情けない外交だ」と批判しました。安倍首相は米軍駐留経費について答えず、対中国では「首脳会談でしっかり提起した」「香港情勢は大変憂慮している」などと述べるだけで、抗議もせず是正を求める姿勢も示しませんでした。
- 「桜」疑惑 雇用 外交 気候変動/国民の声に背く政治追及/山下副委員長が代表質問 参院本会議
- 開門前入場の記録/野党に黒塗り一部開示/「桜」安倍後援会特別扱い
- 年金 安倍政権下、実質6.4%減/20年度0.3%引き下げ/マクロ経済スライド2年連続発動
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山下氏は、石炭火力発電所の建設を国内外で推進する安倍政権は、石炭火力からの脱却をめざす世界の流れに反すると批判。「2050年までに温室効果ガスの排出量を『実質ゼロ』にするための戦略立案に直ちに取り組むべきだ」と主張しました。
私が福山和人京都市長候補を応援する理由!山本太郎 京都で激白!!
「桜」疑惑 消費税・社会保障 中東派兵 ジェンダー問題
安倍首相の責任を問う
政権交代実現し、新しい日本を
衆院本会議 志位委員長が代表質問
ジェンダー平等で認識と対応ただす
日本共産党の志位和夫委員長は23日の衆院本会議で代表質問に立ち、「桜を見る会」疑惑、消費税、社会保障、自衛隊中東派兵、ジェンダー平等などの各問題で安倍晋三首相の責任を問うとともに、具体的な対案を示しました。安倍首相は自らの責任に対する自覚も、国民の苦しみへの認識もない答弁を繰り返し、切実な願いに背を向けました。志位氏は「安倍政権にこの国のかじ取りをする資格はない」と述べ、「野党共闘の力で政権交代を実現し、新しい日本をつくるために全力をあげる」と表明しました。(関連記事)(質問全文)
![]() (写真)質問する志位和夫委員長=23日、衆院本会議 |
志位氏は「桜を見る会」をめぐり、血税を使った買収疑惑、悪徳商法の会長を首相自身の推薦で招待し被害を広げた疑惑、法律や規則を無視して公文書を廃棄するなど最初から組織的隠蔽(いんぺい)をはかった疑惑の3点で、安倍首相の重大な責任を裏付ける事実を示しながら追及しました。安倍首相は「記録がなく詳細は明らかではない」などと無責任な答弁に終始しました。
志位氏は、消費税10%への増税が日本経済に新たな不況をもたらし、中小業者を深刻な苦境の淵に追い込んでいると指摘。安倍政権が進めようとしている「全世代型社会保障」について、75歳以上の医療費窓口2割負担、現在37~38歳の人が年金を受け取り始める時まで給付削減が続く「マクロ経済スライド」、現役世代の負担増にも直結する介護施設の食費負担引き上げなど、「文字通り全世代を対象にした社会保障切り捨てだ」と喝破しました。その上で、具体的な財源を示し、消費税を緊急に5%に減税して社会保障の充実に切り替えることを求めました。
安倍首相は国民の苦しみをよそに「消費税率の引き上げは、どうしても必要なもの」と強調。「全世代型社会保障」の推進を改めて強調し、負担増の押し付けを正当化しました。
緊張激化が続く中東情勢について志位氏は、米国によるイラン司令官殺害という無法な先制攻撃や、イラン核合意からの一方的な離脱について何の批判もせず、トランプ米大統領が呼びかけた「有志連合」に事実上応える自衛隊派兵を強行した安倍政権の対応を米国の「お先棒」かつぎそのものだと批判。中東地域の緊張緩和のためになすべきことは「自衛隊を出すことではない。トランプ大統領に対しイラン核合意への復帰を説く外交努力だ」と迫りました。
志位氏は、ジェンダー平等社会をめざす党の具体的立場をのべたうえで、政治の責任として▽男女の賃金格差是正のため、賃金格差の実態を見えるようにすること▽選択的夫婦別姓の実現と同性婚を認める民法改正▽強制性交等罪の「暴行・脅迫要件」を撤廃し、同意要件を新設する刑法改正▽自民党改憲案にもみられる男尊女卑に貫かれた戦前の「家制度」への逆行の思想の問題―を提起しました。
安倍首相は「賃金の差異の公表は、誤解や混乱を招く恐れがある」「夫婦別姓は、国民の間にさまざまな意見がある」などと背を向けました。そのうえ、憲法24条が「婚姻は、両性の合意のみに基づいて成立」するとしていることを持ち出して「同性カップルに婚姻の成立を認めることは憲法で想定されていない」などと強弁しました。刑法改正については、「ご指摘の点を含めて適切に対処していきたい」と答弁しました。
- 「桜」疑惑 消費税・社会保障 中東派兵 ジェンダー問題/安倍首相の責任を問う/政権交代実現し、新しい日本を
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- 桜を見る会新資料、国会提出/開門前に大量の入園
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「だったら結婚しなくていい」ヤジの犯人は杉田水脈議員か!「夫婦別姓はコミンテルンの陰謀」と主張したことも…性差別肯定の極右思想は安倍首相と同じ

杉田水脈Twitterより
姓を変えたくないなら結婚しなければいい──。22日の衆院本会議で、国民民主党の玉木雄一郎代表が代表質問で選択的夫婦別姓について尋ねようとした際、自民党席から飛び出したこのヤジ。暴言の主は杉田水脈衆院議員と見られている。野党側は議員の特定と事実関係の調査を与党側に求めているが、本日の衆院運営委員会理事会でも事情をわかっているはずの自民党は即答せず、曖昧な対応に終始。杉田議員はマスコミの取材や記者団のぶら下がりに応じず、ダンマリを決めこんでいる。自民党ぐるみで逃げ切ろうという思惑がミエミエだが、言うまでもなく、このヤジは到底看過できないものだ。あらためて玉木代表の代表質問を振り返ろう。「先日、20代の若い男性から相談を受けました。交際している女性から、姓を変えないといけなから結婚できない、と言われたそうです。夫婦同姓が結婚の障害になっています。いまヤジで『だったら結婚しなくていい』と、そういう話がありました。でも結婚数や結婚率を上げていくことが『国難突破の少子化対策』になるんじゃないでしょうか。もはや法律で、夫婦同姓を義務付けている国は日本だけです。速やかに選択的夫婦別姓を導入すべきと考えますが、総理の見解を伺います」結婚率を上げることが直ちに少子化対策になるかはともかく、世界を見渡しても夫婦同姓を強制している国が日本以外にほとんどないのは事実だ。しかも日本の場合、夫の姓に妻が合わせることが当然のようになっており、女性は結婚を期に姓を変更しなければならないケースが圧倒的に多い。選択的夫婦別姓を認めないことは女性の社会進出の阻害要因となっており、実際、国連も日本政府に再三、是正勧告を出してきた。にもかかわらず、杉田議員は夫婦別姓を認めない安倍政権を擁護し、「だったら結婚しなくていい」などとヤジを飛ばしたのだ。玉木議員が問題の具体例として挙げたのは、「結婚したいのに法律が別姓を認めないからできない」という話なのに、それを「結婚しなくていい」とは、いったいどういう神経をしているのか。もともと、杉田議員は夫婦別姓に強行に反対しており、2011年のブログでも〈「女性=弱者」と考えるのがおかしいのではないでしょうか〉〈「相手の姓になるのが嫌」なら、その人と結婚しないことをお薦めします〉などと書いていた。その根っこにあるのは、一昨年に雑誌への寄稿でLGBTについて「生産性がない」とぶちまけたのと同じく、個人の多様性を真っ向から否定し、性やジェンダーによる差別を肯定する極右思想だ。たとえば2014年10月には国会で「男女平等は、絶対に実現しえない反道徳の妄想です」と暴言を吐き、「週刊プレイボーイ」(集英社)でのインタビューでは、日本に男女差別は「ない」と断言。「あるとすれば、それは日本の伝統のなかで培われた男性としての役割、女性としての役割の違いでしょう」「(基本的人権が守られている上に)そこにさらに女性の権利、子供の権利を言い募ると、それは特権と化してしまう」との驚くべき前近代的主張を展開した。