のーざんぷらんつ

庭のこと、ばらのこと、植物全般

極上のアルバローズ -百合ヶ原公園-

2013-06-27 | アルバ(A)

朝から雨でした。気温は15℃くらいでとても寒く感じます。
今日は午前中時間があるので気になる百合ヶ原公園にバラを見に行く予定でしたが、
意外としっかり雨が降っていて迷うところです。

気象レーダー画像と短時間降雨の予想とにらめっこ。
雨雲ぬけそう・・・いちかばちか雨の降る中、出かけてみました。

公園に着くと霧雨にかわり、歩けるくらいに~^^
よかったです。
バラは雨粒が沢山ついていて、倒れているものも多く、
いつもの表情とは違っていましたが、
雨ならではの特別な表情も見れました。

今日は、雨がとっても似合っていたアルバのバラの紹介です。


出迎えてくれたのは、アルバ・セミプレナ
まだ開き始めたばかりで開花は数輪です。
シルバーの葉に清楚な白い花。雨のしずくがキラキラ光って、
息を飲む美しさでした!


我が家ではこのバラの血をひくイングリッシュのスキャボローフェアが咲き始めました。
やはり親子ですね。開花時期がそっくりです。




続いてローズウォークに入っていきますが、他のバラはの様子はまた後日・・・

次に迎えてくれたのは、大好きな Suaveolens


前に見たときにも素敵だなあ~、樹形もいいし、葉もいいし、花もいいと
思っていたのですが、今日見て確信しました!!







アルバ・マキシマにとても似ています。
今日は両方見比べられましたが、こちらの方が若干・・・花が小さいかも知れません。
雰囲気はとても似ていますが、とにかくいい株です。








庭で優雅に咲かせてみたい~~


そしてこちらがアルバ・マキシマ


優雅できれいです~





この2つの株は背が高く仕立てられていて、冬越しも楽そう。
こんもりと上の方で咲いて、花はうつむいてくれる。
アルバのこの2本はとても素敵でした。



セレスティアル



まだ花は開いていませんでしたが、この葉だけでも観賞価値があります。


とにかく美しいです。



これも葉の様子からアルバだとすぐに分かります。 アメリア(Amelia)

セレスティアルと同様にピンク色の花色。
アルバといえば、セミプレナのような白。バラ戦争で用いられたバラというのが
有名ですが、このような優しい色合いもあるのですね。

でもダマスクとロサ・カニナの自然交雑から生まれたのがアルバなので、
ガザンリクのようなピンクやカニナの優しいピンクからこのような色合いのピンクが
生まれるのもなるほど、と思います。
そういう目でみると、少し浅いグリーンのところはダマスクの葉にも似ていますね。


今日はなんといってもアルバのバラが美しい一日でした~!!



公園内は人もまばらでゆっくり見て回ることができました。
行ってよかったです^^