イタリアの風に吹かれて ~con te partiro~

前世(かこ)から未来(いま)へと紡がれし時の記憶
あなたと交わした約束の欠片を辿る遥かなる愛しき旅

フェスタで販売する作品たちの価格のこと

2016年03月15日 22時18分20秒 | ラメとサインペンのコラボ

作品タイトル: あなたという人


複写とはまた違う、一点ものの原画に値段をつけることは難しく

毎回悩みます。今日フェスタで販売する作品たちの
最終的な価格を決めていました。


ただ何となく描いたものと違う
作品たちはそれぞれお役目を担っていると
感じさせられるので
作品たちへの敬意も忘れず、
同時に作品を心から気に入って下さり

手元に置きたいと望んで下さるご縁のある方々に
お求め頂ける価格であるということも忘れないようにしています。

日々一生懸命生きている、働いている自分へご褒美をあげるために
鞄や靴、洋服、アクセサリーなどを買う場合もあれば、
緊張した心をほぐし 心身ともに癒すため 人はそれぞれ、
自分の好きなこと、心地よい事をし気持ちを解放します。
美味しい物を食べに行ったり、
映画やミュージカルを観たり、コンサートに出かけたり、
気の置けない仲間とワイワイカラオケで歌ったり、
旅行をしたり、景色のいい場所に身をおいたり、
ペットさんを撫でたり、植物に触れたり・・・・・etc
その内容は1人1人違いますが、
そんな風に張りつめたものを解き放っていると思います。
私の癒しは日々愛猫と触れ合うことは勿論ですが、
大好きな俳優さんの出演するミュージカルを観る事であり、
魂の喜ぶ心地よい音霊を聴き
美しい作品に触れることです。
癒されたいな~と思う時、ふと思い浮かぶのは
箱根彫刻森美術館です。
あそこに行くととても癒されます。
日頃のストレスをパーッと発散させたい!という時、
芸術作品を見に行こうという人も少ないと思いますが
静寂の中にひとり身を置き心整えたいときなどは
芸術鑑賞など、美しいものに触れることが
魂の癒しであり栄養になると感じます。
美味しい物を気の置けない仲間と食べに行くと
お腹も心も満たされます。
毎日使うアイテムなどは見る度にテンションも上がります。
そうしたすぐに結果がもたらされるものを選択した時とは違い、
芸術鑑賞などは後からジワジワと心に響いてくるものですが
美術館に赴き素晴らしい作家たちの芸術品にふれる事だけが
心や魂を満たすものではないと思います。
これは私自身のことですが、もう何年も前に友人から
ポストカードを数枚プレゼントされました。
その中でこの猫の絵を見た時、心がとっても とっても温かく、
なんとも言えない優~しい気持ちになり、
わぁ~可愛いなぁ~と何度も言い、ニッコリしながら
暫くこの猫の絵をみていました。
そして、この絵を描いた方はどんな方なのかな?
こんな風にあたたかで優しい絵を描く方だから
きっと穏やかで優しい方なんだろな、と作家について
色々な思いを馳せました。
このポストカードは今も時々取り出して眺めては可愛ねと言ってみたり
優しい気持ちを頂いています。ただ眺めるだけで自然と口角があがり 
魔法みたいに 瞬時に満たされてしまう。
この絵には人の心をハッピーにしてくれる 不思議で素敵で
ピュアな何かがあると 今も変わらず私はそう感じます。
そしてこれこそヒーリングアートと呼ぶにふさわしいと思います。

後日談・・・・・

3/17、買ってきたフレームにこの猫ちゃんを入れました。
この猫ちゃんの入ったフォトスタンドは、創作活動の時はアトリエに、
PCをする時はPCテーブルに、寝る時は寝室にと、
その時々に 自分がいる場所に移動して、

いつも見える場所に置いて、このニッコリ微笑む猫ちゃんみたいに
私も何度も視てはニッコリしています。
背景のピンク色も好き
私を笑顔にしてくれて ありかとね、猫ちゃん

私達はともすれば肩書に弱く、肩書に目がくらみ
放たれる真の光、美しさに気付けない場合もあります。
歴史に名を残す有名な画家が描いた絵と聞けば、
ただそれだけで素晴らしい、感動するものと思いがちですが、
(ほんとは素晴らしさが解っていなくても知ったフリをしないと恥ずかしいなど)
有名な人の作品だからそこに必ず特別な何かや感動があるものでもなく、
高い値をつけられた物だけが皆ピュアで美しいというわけでもなく、
目の前のそれに触れた時、自分の魂がどう反応するか、
揺さぶられるか、心がキュンとするか、
なぜだか理由は分からないけれど とめどなく涙が溢れた・・・・・
言葉で説明は出来ないけれど、そんな風に心が大きく動き
そこから立ち去り難い何かを感じ 魂が呼応する
それがその人にとっての感動であり癒しであり価値であると私は感じます。

今私は描く側になりましたが、巧さとか、
多くの人からの賞賛だとか、そうしたものに拘り 縛られることなく
これからも淡々とこの猫の絵を書く画家の様に見ただけで触れただけで、
あ、きっとあの人の作品だ!と分かるようなオリジナリテイー溢れる、
媚を売らない作品を生み出し続けてゆきたいと思います。
この猫の絵が何年も変わることなく、
私の心をほっこり和ませてくれ続けるように
私の作品とご縁が結ばれた方々のお心も同じように
豊かで温かな気持ちに包まれることを想像し 日々、勘違いをせず、
精進したいと思います。



Kashiyama Masakoさんの作品


佳き日でした

2016年03月10日 19時11分19秒 | ラメとサインペンのコラボ



今日は やろう!と思っていたことがほぼでき満足な1日でした
日付が変ってから「春の訪れ」という素敵な作品を注文し、
届いたら作家さんのご紹介と
共に作品をお披露目しますね。
(小さな頃からアクセサリーが大好きでした。)
早朝は8日夜初めて自宅で作ったオルゴナイトを型から外し
(型から外すのは初めての経験でした)オルゴナイト達の写真撮影をし、
その他の所用をこなし 夕方には
『陸前高田市立図書館復興プロジェクト』へ送る本をヤマトさんに取りに来て頂きました。