イタリアの風に吹かれて ~con te partiro~

前世(かこ)から未来(いま)へと紡がれし時の記憶
あなたと交わした約束の欠片を辿る遥かなる愛しき旅

お待たせしました~感謝の気持ちを形にして~

2024年12月31日 02時16分15秒 | お知らせ
2025年元旦 エナジーアート4作品を販売します✨

作品にお手を挙げて下さった皆様に
「何かプレゼントしたいなぁ~」と思い
ゴールドの書道液で下記4つのハート💛を描きました
作品をお求め下さった4名の皆様に
プレゼントさせて頂きます。


こちらはフレーム入りではありませんので
ご自身でお求め下さいね。
(ハートは飾って頂き眺めて頂くことで
心が温まり元気がでるように思わされました)
黒いフレームはハートのエナジーを閉じ込めてしまうので避けて下さい

ハートを描きプレゼントというのは初めての試みでした。
描いている時、それぞれのハートから
ワクワク ウキウキが感じられました。
色を付けようかと思っていたのですが、
このままがいいそうです。
(ハートからそう伝わりました)
ゴールドの色のパワーと元気なハートで十分のようです
当にSimple is  Bestですね

作品については明日の記事をご覧くださいね。
お知らせでした。


1枚1枚心を込めて

2024年12月26日 01時33分52秒 | 日常のあれこれ



12月に入り
途中まで描いた幾つかの記事を下書き保存をしていましたが
「upしなくてもいいかな」と思い下書きしたままにしています。

年の瀬、ToDoリストの残りは3つ。
25日の夕方、そのうちの1つ

「年賀状」を無事郵便局に持参しました。

年齢的なことが理由で年賀状終いをするばかりではなく
近年、SNSの普及により活字離れに拍車がかかり
年賀状終いをする方々が増えているように感じます。
10月からレターパック、切手料金の値上げに伴い
年賀状終いする方々が更に増えるように思われます

私にとって年賀状は「新年を寿ぐご挨拶状」
言わば「されど年賀状」です。
コンスタントに会う訳ではないけれど
恩師をはじめ尊敬し

繋がっていたいなぁと思える方々、
友人、知人の近況を確認する年に一度の大切なものです。

2010年、漸く腰をあげ「描く」ことに光を見出(みいだ)し
作品を産み出す日々が始まってからは
内在していた職人気質が頭をもたげ 

描(えが)き手として 
より、放つ「言霊」「色」「デザイン」に繊細になり
同時に周囲の放つそれにも敏感になりました。

余談ですが・・・文字を観る鑑定士ではありませんが
文字はその方の心情や性質を如実に表しています。
よどみなく話す内容は嘘をつけたとしても(笑)
その方の本質を表す文字は嘘をつけないことは
経験から感じています。ご本人には勿論言いませんが
その方の文字を拝見し(詳しいことは割愛しますが)
心の中で「こういう性質の方なんだなぁ」と静かに感じ
「この方の地雷は〇〇なんだなぁ」と思います。
私の場合、出逢って間もないのに確認なく
境界線をピョンと飛び越え昔からの知り合いのように
いきなりフランクな友達言葉で一気に距離を
縮めて来る方は正直苦手でそんな時、
ザリガニがバックするが如く逃げだしたくなります(笑)
また、誤解を恐れずに言うと
実際に会って話すと感じの良い方なのに
表現する文字、説明なくぶっきらぼうな言葉や
パツパツ切れている乱暴な表現は
誤解されるし勿体ないなぁと思うことがあります。

blogを開設して以来(喪中は除きます)
毎年、インスピレーションで干支のデザインを描き、
自宅プリンタで印刷しお一人お一人のお顔を思い浮かべ
お健やかな日々、幸せを願い心を込めて書いています。
今もそのスタンスは変わりません。
毎年、干支の書画年賀状を楽しみにして下さる方々がいらっしゃり

「SHOKOさんの年賀状飾っています」というお声も頂き
作家として嬉しく有難く思います。

今回は11月半ばから12月初旬まで入院していたこともあり
例年以上のスピードで気づけば12月も半ば。
「今回は年賀状作製をせずゆるりと過ごそうかな」と思い
毎年年賀状のやり取りをしている方々に初の試みで
X'masカード🎄で感謝をお伝えようかなと思っていましたが
12月14日(土)18時過ぎ ふいに「巳」を描こうと思い
色紙の在庫がなかったので画用紙を出し
今回は筆ではなくマジックを持つと瞬時に「無」になり
手は画用紙を滑らかにスイスイ泳ぎだしました。
作品を描いている時を例えると よく整備された
貸し切りのスケートリンクを自由自在に
楽しく滑るような感じに似て
(作品を描く時は毎回こんな感じです)
久々に描く、描ける喜び、楽しさを
作品が完成するまでの1時間弱、堪能しました。
例年以上の素敵な(笑)作品に仕上がりました✨

画材に向かえば始まることは本能で知っていましたが
万が一、雑念(計算された、一捻りある)が表れた
納得のゆかない物ならば
2025年の年賀状はX'masカードにするつもりでした。
描いている時「あぁ幸せだなぁ」と
全身の細胞が喜んでいました。
というのは1月末から約7ヵ月、
利き手親指のバネ指の症状に苦しみ
最悪手術をする選択も視野に入れていました。
アクリル絵の具と黒いマジックペンのコラボで完成した
「巳」の作品から受け取ったのは
「柔らかさ」「しなやかさ」「優しさ」「フェミニン」、
描いているさなか浮かんだ言葉であり色は
「水」「水色」「ピンク色」「hand in hand」 「仲良く」でした。
もしかしたら2025年は女性が活躍する年になるのかしら?
女性特有の柔らかさ、しなやかさが
キーポイントのように感じさせられました。

上野の森美術館にお運び下さった皆様へ
大切なお時間を調整しお運び頂き有難うございました。
僅かでしたが久しぶりに皆様とお話しできたこと

とても嬉しく励みになりました。
また、お運び下さったにも関わらず
お会いできなかった皆様申し訳ございませんでした。
「有難うございました」をお伝えするべく
年賀状をお出ししようかと思いましたが、
万が一にも喪に服していらっしゃる場合は
失礼になってしまいます故、
こちらでのご挨拶とさせて頂きました。

年賀状をやり取りさせて頂いている皆様へ
昨日お出しした「巳年」の年賀状ですが
原画の発色が出にくかった部分は手書きで色を施し
お一人お一人を思い浮かべながら
今回も丁寧に描かせて頂きました。


blogにお立ち寄り下さる皆様へ

一足早いですが 今年もお疲れさまでした。
健やかな身体あってこその「命」です。
どうぞ皆様の大切なお身体を
労わって差し上げて下さい。

大切な近しい方を失い喪に服していらっしゃる皆様
ご心中をお察し致します。
皆様のお心が少しづつ少しづつ回復し癒されますよう
陰ながらそっとお祈り致します。


大好きなみかん🍊

2024年12月07日 02時03分57秒 | 日常のあれこれ



昨日、実家に行った時に庭のみかんの木🍊から

みかんを沢山もいできました。
(実際の色は鮮やかな濃いオレンジ色で甘くて美味しいです✨)

帰宅し私の作品の原点である渦巻き🌀に並べたくなりました。

なんでもart🎨にしたくなる性(さが)

そろそろ作品を描きたい証かな。

これだけあれば年内もつかしら。


気を張ってたのかな

2024年12月06日 23時14分19秒 | 初めての入院生活


初めて経験した数週間の入院生活。

人生で初めてとなる様々な検査。

生まれて初めて自分の身体と真摯に向き合った
必然のタイミングを逸しなくて良かった。

色々な質問に即、穏やかに答えて下さった主治医。
テキパキした仕事ぶりの看護師の皆さん。

そして同部屋のお二人はとてもいい方で
退院される前に連絡先の交換をしました。

退院して数日が経った今朝、
6時30分にスッと目覚めトイレに行き、
ベットで呼吸を整えてから血圧測定。

シャツターを開けベランダに出ると
昨日のそれとは違う冬の到来を告げる冷たい空気。
でも、本当に気持ち良い。

燃えるゴミの日だったので起き抜けにゴミを出しに行くと
朝日に輝く美しい大きな富士山が・・・
寒さも忘れ立ち止まり見惚れました。
🗻
入院して1~2日経った早朝、「わぁ、大きな虹」
男性の看護師さんの声にベットから出て空を見上げると
クッキリと美しい大きな大きな虹
こんなにも大きな虹を見たのは何十年(いつ)ぶりだろう・・・
病室の3階から臨む空は遮るものがなくどこまでも広く
それだけで清々しい気持ちでしたが
この思いがけないgiftに感動しました。
そして、その数日後の夜には
30分程、美しい花火が上がりました。
これまた遮るものがない 冬の美しい夜空のキャンバスに
色とりどりの鮮やかな花火が次々に咲いては
静かに夜空に吸い込まれる瞬間の美を静かに堪能しました。
花火が咲く瞬間もスッと消える瞬間も胸がキュンとして
何とも言えない気持ちになるのですが
同じくらい、
ライカンを彷彿とさせるパンパンという乾いた音魂にも
惹かれてやまないのです。

虹も 花火も、そして入院期間中 殆ど良い天気に恵まれ
幸せな気分でした。

自分の事以上にはじめて愛猫と長期間離れることは
唯一の気がかりでしたが
家族の協力もあり ご飯他、不安材料はなくなりましたが
それでも主治医に外出許可を頂き 時折
 彼女の様子を確認しに行きました。
お留守番、よく頑張ったね。有難う。ルーちゃん🐈

ゴミ出しから戻り、
その流れで朝食を作ろうかなと思ったものの
身体はもう少し眠りたい感じだったのでそのままベットに。
目覚めたのは なんと、お昼の12時30分でした。
ということは、目覚めてからゴミを捨てに行った10分はありましたが
そのあとすぐベットに入ったので、12時間寝ていたことになります。
これを受けて ふと思ったのは、はじめてづくしの連日の検査や
 初めての入院生活で心身ともに
気を張っていたのかもしれないなぁと思いました。

6時起床、21時就寝、
決まった時間に三度バランスの取れた食事が届く有難さ。

何十年も文句も言わず、故障もせず
頑張り続けてくれていた身体をねぎらわず、
頑張らせ続けてしまった結果の必然の入院。

去年あたりから齎されていた身体からのシグナル。
いつもと何か違う・・・と感じながらも
「更年期特有の症状なのかな」と立ち止まる事をせず・・・・
車も定期的に車検があるというのに、
生身の人間なら尚更メンテナンスが必要なのに。
その流れで受けた久々の人間ドック。
覚悟はしていました。その結果を受け
「〇〇さんの命が大切です。入院して詳しく調べて貰いましょう」と
ドクターに言われ紹介状を書いて頂き、
数十年前、会社の帰りに毎日母を見舞った病院に入院となりました。

この年齢、このタイミングで日常からリトリートし
生まれて初めて身体を徹底的に診て頂き
代えの効かない身体の大切さを今更ながら実感し
本当に良かったです。
もし、「平気、平気、一過性のことだから」と高を括っていたら、
突然死ということもあったのかもしれないと思いヒヤッとしました。

入院生活を通し これまでの生き方、時間の使い方を
改めて振り返りました。

身体もですが、自分主体ではなく無意識に
「周り」に軸を置いていたことに気づきました。

数週間の規則正しい生活で体重は4㎏減り
日々、軽やかになっていく心地良さを体感し
「健康な肉体」とはこういう状態をいうのだと理解しました。

長い間、メンテナンスせず
ほったらかしだったにも関わらず
私の身体は諦めず
本来の「器」へ戻ろうとしてくれている。

身体さん、今までごめんなさい。
そして本当に有難うございます。
これから、あなたを元に戻します。

この思いを胸に刻み
これまで3食 食べず2食だったり、
徹夜をしたりの生活を改め
この入院生活で学んだ事を無駄にせず、
引き続き身体の声に耳を澄まし
食事、睡眠、そして自分の時間を第一にをしてゆきます。

健やかな肉体あってこそ、
行きたい所へ行くこともできることを
身をもって知ることになった下半期でした。

皆様もどうぞお健やかに穏やかな師走をお過ごし下さいね。