イタリアの風に吹かれて ~con te partiro~

前世(かこ)から未来(いま)へと紡がれし時の記憶
あなたと交わした約束の欠片を辿る遥かなる愛しき旅

15年のお友達ミーコちゃん有難う

2023年03月20日 20時50分00秒 | 愛しき仔らに

在りし日のミーコちゃん。
痩せて目が吊り上がって見えますが美猫さんです。


2022.9.5撮影


2022.10.4撮影

多分、17歳だったミーコちゃんとは種を越えたお友達でした。
早起きの彼女は1年を通して4時頃に近所を散策していました。
よく色んな猫ちゃんとケンカしてたね。

ミーコちゃんは猫も人も、抱っこも好きではない仔。
飼い主は2人。息子さんには寄り付かないとのこと。
でも私には最初から心を開いてくれていて
私に向かって一直線な、甘えて顔をスリスリしている
ミーコちゃんの姿を何度となく目の当たりにした子息は
驚いていたそうな。
早朝、戸を開ける前からジッとこちらを見ていて
戸を開けた瞬間走ってくる。
まさに猫まっしぐら。たまらにゃい💛
そして、ポストを開ける音が聞こえると 
どこからともなく走ってきて
お行儀よく前足を揃えて門扉の外でちょこんと待っている。
門扉を開けて「ミーコちゃん、どうぞ」と言うまで
入ってこない。
私の「どうぞ」など待たずとも、
ヒョイと門扉を軽々越えて入ってこれるのに。
だから、いつもいつも言っていた。
「ミーコちゃんは顔パスでいいんだよ~。
いつでも入っておいで。ゆっくりしていってね。」
でも彼女やっぱり
「どうぞ」と門扉をあけるまで入ってこなかった。
コンクリートやタイルの上でゴロンゴロンと転がるのが好きで
「ごはん食べる?」と聞くと「うん」とばかりに
私の手からご飯を食べる。チュールも勿論好きだったね。
買い物から帰宅すると どこからともなく、
「にゃあ~」と言いながら走ってくる。
ゴミを出しに行く時も一緒にくっついてくる。
「ミーコちゃん有難う。でもね車とか危ないから待っててね」
そういうとちゃんと止って私を見送るように
道の真ん中で待っている。なんて可愛いんだろう。
毎回、胸キュンだった。

一匹狼ならぬ一匹猫。
孤高のミーコちゃんは人にも猫にも媚びない
私も媚びないから、類は友を呼ぶ、なのかな。
ミーコちゃんは「にゃあ~ にゃあ~」と
よく猫語で話しかけてくれる。
撫でるとゴロゴロ嬉しそう。
家の中に入りたがっていたので
ある時「入る?どうぞ」とドアを開けると、
ホントに入ってきて急ぎ足でリビンクと和室を探検した。
自分の家以外、多分他の人間の家に入ったのは
初めての経験だったと思う。
もしかしたら、
もう何年も姿を見せていない大好きなミーシャが
どこかに居ると思ったのかな・・・

それにしてもミーコちゃんは猫も人も見る目がある(笑)
猫が嫌いだったミーコちゃんだったが、
先住猫のミーシャにはメロメロだった。
茶白のミーシャは本当に賢くて、穏やかで優しくて
ジェントルニャンな素敵な仔だった。
彼は日がな一日、車の上や、室外機の下、
2階のベランダの手すりなどでくつろいでいた。
よくいた場所は車の上とレンガの門柱の上。
「ミーシャ、ここから降りないでね」
彼はその言葉を生涯守り続けた。
うちの仔になる前の、仔猫時代の3ヶ月は
外猫、家の中だけの猫を含め10匹近く飼っていた
鎌倉のあるお宅で、外猫のように沢山の猫たちと
自由に歩き走りまわっていたらしいので
外の世界は熟知している。
また、彼の抜群の運動神経なら
ヒョヒョイノヒョイ!と軽々と門柱を降りて、
すたこらさっさと自由に、懐かしい
外の世界を探検できたのに、
律儀な彼は生涯私の言葉を守ってくれた。
引っ越しでサンライズ瀬戸や飛行機にも乗った。

繰り返しになるが、ミーコちゃんは実に見る目がある(笑)
ジェントルニャンなミーシャに一目ぼれをしたのか?
猫嫌いの彼女は、なんとミーシャが庭に居たり、
ガレージでのんびりしていると、すかさずやってきて、
鼻と鼻で挨拶をしたり、ミーシャの匂いを嗅いだり、
なんと なんと、警戒心の強い彼女が
ミーシャの前では恋する乙女ビームを出しまくり(笑)
ダラリンとお腹を見せてクネクネしたりして
(ミーコちゃんは避妊、ミーシャは去勢をしています)
ジェントルニャン、ミーシャは「あっちにいけよ」でもなく、
静かにミーコちゃんを受け入れている感じで微笑ましかった。

10年前の冬、ミーシャが亡くなったとき、
ミーコちゃんは7歳になるところだった。
ある日を境にミーシャが姿をみせなくなり
「どうしたのかな?」とミーシヤを探しているような彼女は
ミーシヤ亡きあと昼も夜も毎日私の前に現れ
私の悲しみにそっと寄り添ってくれた。

去年の夏のこと。
屋根から屋根を自由に闊歩していた
すこぶる元気な彼女が一回り小さくなっていた。
そして、以前そうしていたように
高い所には飛び上がらなくなっていた。
足も引きずって かばっているようで
前足は外側に開いていた。
久しぶりに撫でた背中は
ゴツゴツとしていて切なかったが
優しく優しく撫でながら心で祈りを捧げた。

3月になり、あたたかな日が続く中、
ミーコちゃんの姿が見えないのが気になっていた。
カレンダーを見ると1月24日に
「久々にミーコちゃんが訪ねてきてくれた」とあった。

今朝、車を洗っていた飼い主に
「あたたかくなってきましたがミーコちゃん
最近見かけていないですがお元気ですか?」と聞くと
「先月の初めに亡くなりました」と・・・・
「え!!」と言ってしまった。
そう、1月24日に会ったのが最後だった 
苦しまなかったかetc・・・
短いやり取りの中で複数のことを聞いた。
眠るように。。。と聞いて安堵した。
家に入り もしかしたら・・・と
カレンダーを見た。
もしかしたら、明日が49日かもしれない・・・
ミーコちゃん、挨拶に来てくれるかな・・・
最近、にゃあ、にゃあ鳴く声がして
ルーチェかな?と見に行くとスヤスヤ眠っていたり
ということが何度かあり、
また、リビングを猫が横切っているような
シュルエットも何度か見たので、足元を見ると何もなく
霊感が強いルーチェが時々空(くう)を見て、
何かを目で追っている様子もみたりしていたので、
今朝、飼い主から亡くなったことを聞いた時、
あれはミーコちゃんだったのかもしれないと思った。
ミーコちゃんと心通わせた15年間。
ピュアなまなざしをまっすぐ向けて可愛い声で
にゃあ にゃあと 話しかけてくれる愛しき仔だった。
1つ1つ振り帰りながら
こうして彼女の生きた証を書いていると
涙があふれる。
会えないんだなぁ~と思うと悲しい・・・・
でも、動画も幾つか撮らせて貰ってるから
時々みるね。

ミーコちゃん、今まで沢山有難うね。
大嫌いな病院通いをするでもなく、
ご家族に看取られたと聞きました。
去年の6月までは自由に走り回り、
恋もして良かったね。 
ミーコちゃんとお友達になれて嬉しかった。
ミーコちゃんに好きになって貰えて光栄でした。
ミーコちゃん、貴方の愛したミーシャとは会えましたか?
ミーコちゃん、夢に出てきてね。
あなたのこと忘れないからね💛
沢山の有難うと愛を込めて✨


丁度 質疑の場面を拝見して

2023年03月05日 17時10分07秒 | 愛しき仔らに

今日、
「家族になろうよ」  犬と猫と私たちの未来
(13時~15時まで BS3で放送)を見ました。

保護犬、保護猫の活動をして下さる方々に頭がさがります。

今回の「家族になろうよ」は 
温かな家族に迎えられた仔たちのその後も追っていました。

数日前の3月2日、テレビをつけると参院予算委員会で
串田議員が動物の扱いについて民法改正を求める場面を拝見しました。
本日、Facebookでそのやり取りをシェア下さった
チームZEROさんのアメブロの記事を拝見しました。

SHOKOは常々思います。
呼吸をし 心臓が動き 感情がある「命」は物ではありません。
もういい加減「命の尊さ」に気付き 
親犬や親猫が大変な思いをし産んだ仔、
折角生まれてきた「尊い命」を奪うおかしなシステムが
1日も早くなくなることを引き続き願い祈ります。
私たち人間は彼らから多くを学び
愛を教えて貰っています。

下記、チームZEROさんのアメブロです。
いつも有難うございます。
シェアさせて頂きました。

『かけがえのない存在』

『かけがえのない存在』

動物はかけがえのない存在 首相「動物はかけがえのない存在」 法律上の扱い議論 - 日本経済新聞岸田文雄首相は2日の参院予算委員会で、動物の扱いを巡る民法改正に…

pandaの活動と日記

 

 


飼い主さんの誰もがアニマルCommunicator

2021年09月05日 00時07分27秒 | 愛しき仔らに

種が違うルーチェ🐱とアイコンタクトを含めた
コミュニケーションをとっている時 思うのです。

種が違い、姿も違い 同じ言語を持たないのに
確かに私たちは心通わせている。
これは本当に尊くて素晴らしいことなのだと。

そしてまた思うのです。

その仔と暮らす人間は皆、
その仔の専属アニマルコミュニケーターであると。

加えて私は
ルーチェのファンクラブ永久会員です。

ピュアな彼らは、キラキラした目で皆
私たちのことを感じ取ろうとしてくれています。
そして、私たちの思いをちゃんと理解してくれています。



モモちゃんを荼毘に伏したお寺へ

2021年06月02日 22時11分18秒 | 愛しき仔らに

モモちゃんが天に召されてから2週間余り
お二人からお声かけ頂きMさんの車に便乗させて頂き、
3人でお寺に行きました。
3週間はガラスの掲示板に亡くなった仔の名前が載ると
聞いていた通りモモちゃんの名前もありました。
ワンちゃん、猫ちゃん以外にも、トカゲ、うさぎさん、
ハムスターetc・・・
珍しい沢山の動物の名前がありました。
モモちゃんという名前がとても多かったです。

49日経っていないので、私たちがお寺に行った時、
モモちゃんの魂はもしかしたら?
私達のそばにいたのかな?
そんなことをふと思い
合同墓地で手を合わせお寺を後にしました。

お墓参りの帰り、2度目となるランチの場所は
今回もMさんが複合施設の中身はにあるオーガニックーガのお店を案内下さいました。
みずみずしいサラダは何度かおかわりしました。
以前良く作っていた大好きなラタトゥイユも美味しく頂きました。
(ズッキーニ大好きな私)

今回も色々な話に花が咲き、
「定例会をしましょう!」ということになりました。
私達3人は皆、お酒が強いので、
コロナ明けは是非飲みに行きましょう!
という話にもなりました。

大人になって心から「また、会いたいな~」
「ご飯食べに行きたいな~」と心動く思関係は
そうそうあるものではなく貴重なので
お二人との良き出逢いに感謝です。

今回もまたココロの洗濯ができました。

以前は10人近い会社の同僚や友人達を時々

招きお料理やデザートを作りおもてなしすることも多く「料理上手だね。美味しいね」と

笑顔でモリモリ食べて頂くことは喜びでしたが

この何年かは雰囲気の良いお店に出向き

料理人が作ってくれた美味しい食事を

気のおけない友人と頂くひとときが

魂の洗濯になってます。


モモちゃん 安らかに

2021年05月17日 23時34分14秒 | 愛しき仔らに



モモちゃん15年と3カ月の犬生、本当にお疲れさまでした。
モモちゃんと出会って14年、心通わせられたこと嬉しかったです。
モモちゃん、どうも有難う。
ずっと忘れないからね。

色とりどりの可愛いお花たちに美味しいご飯・・・よかったね。

「モモちゃんの名前に因んでピンク色をメインにして貰ったの」
Aさんの真心 嬉しいね。

昨晩の苦しい表情と違い苦しみから解き放たれた
安らかなモモちゃんのお顔を目の当たりにしたらね、わたし
「あれ?ほんとはモモちゃん生きているんじゃない?」
って思ってモモちゃんを触って確かめちゃったね・・・・
でも・・・そうだよね・・・・
やっぱり息してなかった・・・
動かなかった・・・・



天国でモモちゃんが幸せに過ごせますように・・・・
そんな願いをこめて「祈り」を持参しました。
裏にはモモちゃんに有難うの思いを込めた
メッセージをかきました。

いつの間にかAさんはこのように
モモちゃんの体に色紙をおいてくれました。

10時過ぎ、Aさんのご友人のMさんが出して下さった車に
Aさん、モモちゃんと共に便乗させて頂き
お寺へ向かいました。
「はじめまして」のMさんはとても素敵な方でした。

お寺に向かう時、雨がパラパラ降り始めましたが
お寺に着く頃にはあがり、お日様も顔をだし
心地よい風が吹いていました。
オートバイで来た飼い主と私たち3人は
モモちゃんと最後のお別れをし
モモちゃんをご担当者に託そうとした時、
サーッと強い風が吹き、
その風に乗って紋白蝶が現れました。
「モモちゃんの魂がお別れに来てくれた」と思いました。
Mさんも同じように感じられていたように思います。

モモちゃんが荼毘に伏されるのは夕方16時頃と伺いました。
(他の仔たちと合同の為)

飼い主と別れ、お寺を後にしたあと私達はMさんご存知の
イタリアンでランチをしました。
Aさんと外でランチするのも初めてでした。
外観の雰囲気からも素敵なお店と分かりました。

メインは大好きなグラタンをチョイスしました。(全員)
久しぶりに濃厚で本格的なベシャメルソースを堪能しました。
おかわり自由のパンも、ボリュームあるサラダもドレッシングも
本当に美味しくて、お店の雰囲気もさることながら
スタッフの接客も素晴らしく大満足でした

感性の似ている、気の置けない友人たちと
無防備な安心感にくるまれながら話しているような
とても心地よい時間でした。

普段は沢山の人で賑わっているので
今回のようにすんなり入れるのは珍しいと
Mさんは仰っていました。
このお店は車がないと来られない場所なので
有難く思いました。
Mさんは本当に色々なお店を沢山ご存じで
しっぽのついた仔たちに向けられるさりげない
お優しいお気持ちにも感動しました。
ご自宅には可愛い2匹のワンちゃんがいらっしゃいます。

昨年9月から夜、Aさんはモモちゃんに美味しい缶詰のご飯を
あげに行っていたようですがお仕事の為行けない週末は、
夜、車でMさんがモモちゃんにご飯をあげに行っていたと伺った時
中々できることではないので感動しました。

Aさんも Mさんも、モモちゃんが居なければ結ばれなかったご縁。
モモちゃん、ありがとう

テーブルについてすぐ、(お互いのことを話す前の段階)
ふと、Mさんを拝見した時、Mさんのうしろに
ハワイを象徴する山とフラの衣装をまとった
Mさんのヴィジョンを視せられました。
髪の白いレイ・ポオも印象的でした。
また、火山の女神ペレを感じさせられました。
(余談ですが・・・僅かな期間、随分昔、フラを習っていました。
ハワイにはホノルルマラソンで訪れました。)

出会って間もない方に唐突に「フラ習っていらっしゃいますか?」とか、
「ハワイの山が見えペレを感じさせられます」が・・・・
と言うのはおこがましく失礼なので、言葉を選び
「ハワイはお好きですか?」とお尋ねすると
ハワイはお好きで、
フラもかつて習ってらしたということでした。
この会話でAさんは現在フラを習っていらっしゃると知りました。

お二人との出逢いに感謝を込めて。