2003年5月、動物に関するシンポジウムに参加し訪れた粟島。
そこで出会ったある動物病院の院長でありホメオパス(女性)が持参した
絵柄がとても美しかったドリーンバーチューさんのエンジェルカードに
初めて触れて以来、あきっぽいのに凝り性な面もある私は以来、
新たなオラクルカードが出ると購入しそれは次第に増えていった。
元々、プロとして誰かを占う為にカードを集めたのではなく、
美しい絵柄に惹かれていたような気がする。
そんな訳でオラクルカードとは我流で向き合っていたが
複数あるタロットカードについては
1度ちゃんと学んだ方がいいと思い、
ある先生のセミナーをうけた。
が、コツコツタイプではないので
折角MDに録音した講義内容は
1度も復習することなく
その後、数冊タロットの手引書を購入したものの
次第にカードから遠ざかっていった。
一部のオラクルカード
ジョン・ホランド氏のタロットカードは(3部作)
私にとって相性が良くリーディングしやすいように感じる
(彼のサイキックタロットカードの書籍も持っている)
このカードたちは最近頻繁に使っていることもあり、
カードが伝えてくれようとしているメッセージを
以前よりも的確に受け取れているように思う。
コレット・バロン・リード女史の
伝説の王国のオラクルカードも奥深い。
持っているオラクルカードの数を申し上げると
「えっ? そんなに?」と驚かれてしまいそうなので
個数は開示しないが沢山持っている(笑)
先述したように飽きっぽい私はこうした沢山の
素晴らしいツール(オラクルカード)があっても
何年も遠ざかっていたが、
カードをシャフルすることで無になれる事にも気づき
あれこれ考えるより自身の内面とコンタクトを取るべく、
2年程前から仕舞っていたいたカードを引っ張り出し
自身のリーディングをするようになった。
オラクル(神託)カードに触れてから17年になるが、
カードのすごさを実感したのは
昨年12月のことだった。
普段、自分を大きく見せるようなことはしていないが、
私のことを深く知らない人たちは、
コツコツ努力型できちんとした真面目なヒト
と思っている節がある。
常識的なことをひたすら守るコツコツ努力するタイプではなく、
ぶっつけ本番が好きで 型破りというか、
直感や我流に重きをおく私は
自身のリーディングの時もカードを1つだけ使い
取説の中の占い方法に乗っ取って、ではなく、
カードが強調しているメッセージは何か、を
確かめたい思いもあり、誰かにすすめられた訳でもないが
沢山あるカードからその時の気分によって
十数個のオラクルカードを選び、
1時間以上かけてリーディングするということがよくある。
色々な種類の沢山のオラクルカードを一気に引くことで
しみじみ分かったこと、それは
カードが示唆する内容はほぼ同じということである。
また、「ここは外さないで」と気づきを与えようと
してくれている時は例えばカードを直感でパパッと3枚引き、
それを過去、現在、未来とみたて、
他の9種類のカードも同じように3枚づつ引いたものを
ダーッと並べていくとそれぞれ異なるカードにもかかわらず
「今の状況=現在」を表す位置に「受け入れる」
という意味をもつカードが何枚も出ていたり、
「休息」というカードが出る時は
「自然と触れ合う」などを意味するカードが
やはり複数出る。
2年程前、とてもいい状態の時に引いたカードは何故か
「計画がとん挫する」「信用できない人」「立ち止まる」
「NO」など「え?まさか、うそでしょう?」と
信じられないような、よくない意味のカードが
何度リーディングしても出続けていた。
それでも「まさか、そんな筈はない!」と
カードを信じなかったが、3ヶ月も経たず結果は見事、
カードの示した通りになった。
その結果を受けて驚いた私は
潜在意識とコネクトしているカードを
信じられなかったことをハンセイし
カードに対し申し訳なく思った。
話が戻るが、オラクルカードの凄さを実感したのは昨年12月。
何年も前に買ったものの、使う前から何となく
自分には使いこなせそうもないような気がして
これまで殆ど使うことのなかった
引き寄せのタロット
特に昨年の11月~12月初旬にかけて揺らぎ
煮詰まり迷っていた時、
毎日、十数個のオラクルカードと共に、
この引き寄せのタロットも使いリーディングをすると
なんと連続10日間、
このホイップリークリームの画、
ワンドの8、成就 働いている引き寄せの力
の意味する、いい意味を持つカードが出続けた。
5日連続で出続けた時、驚きと共に少し怖くなり
より丁寧にシャフルし いつものようにパッと
直感で引いてみたが、変わらずこのカードが出た。
ここまで連続して同じカードが出続け
強調してくれているのなら、
素直に受け止めようと思った。
先述したようにこの時期、様々こんがらがっていて
いい状態とは言い難かったが、
このホイップクリーム以外のカードも不思議と、
「地道にやってきたことが結果になる」など
良いカードが出続けた。
オラクルカードもタロットカードも実は
描かれている絵に大きなヒントや
メッセージが秘められている。
一般的に甘いものを頂くことで幸せに感じるという人が多い中、
このホイップクリームの絵柄が示唆することも想像できる。
お菓子作りをしたことのある方はご存じと思うが、
ミキサーではなく、泡立て器でツノが立つような
しっかりとしたクリームを作ることは割と大変である。
カードにはしっかりと泡立ったクリームも描かれている。
このカードが出続ける中、
カードが伝えてくれようとしている意味を
自分なりに考えてみた時、誰かの力を借りるでもなく
苦手なことに取り組みながら頑張ってきたこと、
ミキサーではなく泡だて器でクリームを泡立てることを続けた結果、
「あなたが作ったクリームはこんなに沢山ありますよ」と、
これまでの道のりをねぎらってくれているように思えた。
ホイップクリームの絵柄が出続けてから1ヶ月ほど経った頃、
考えもしなかった、本当に有難いと
心底感謝の思いが沸き上がるプレゼントが用意された。
それは美辞警句を並べ続けた挙句
1つも約束を守らなかった表面だけの人とは異なり
「本当に信用していいのだろうか?」と
不安がよぎることもなく、何十年も前から
わたしの魂の成長を見続けて下さった、
信頼のおける方からの大きな愛のギフトだった。
媚びを売ることも、人を出し抜くことも、
思ってもいないオベンチャラを言うことも
出来ない不器用な私はこれまで損をすることもあったが
本当の意味で私という人間を理解下さり
素早い行動をもってして、頑なだった私の心を
そっと溶かし、声なき声でそっと教えて下さったこの方の
深い愛のお陰で人を信じていいということも
改めて教えて頂いた。
心の深い部分で自分は愛し、愛される資格がない
愛とほど遠いとどこか思い込んでいたが、
そうではなかったことも気づかせて頂いた。
自分でも知っていた強さとリーダーシップ。
導き育てることが好きで得意ということ。
にもかかわらずそうした本質を隠し
何年もの間、ハーミットの如く
自ら人と関わることを避けひっそりとしていた。
霧の中から抜け出し本当の意味で顔を上げ、
自分を鼓舞し、自分の素晴らしきかなを認め、
自分の本質を生かすべく前に進み続けよう・・・と
魂が悦ぶ大きなチャンスをさりげなく下さった
尊敬する大好きな方に深く感謝すると共に、
謙虚さを忘れず、研鑽を積み
ブレずに使命を全うすることを、
人間のみならず、道端にひっそりと咲く
名もなき美しい草花、しっぽのついたピュアな愛し仔たち、
全ての愛しき存在たちの輝きに目を足をとめ
授かった光(あい)を
還元させて頂く道を迷わず邁進することを心に誓った。