2012年に書いた「書」。再アップしました
今年一年よく生き抜いたご自身を
｢お疲れ様 有難う｣と労って
暫(しばし)優しい時間を贈って差し上げては如何でしょう
随分前に書いてﾌｧｲﾘﾝｸﾞしていた作品を再upしました。
自身になぞらえ しみじみ感じ入った
そして勇気づけられた言霊だったので。
皆様もご自身の待ち時間どうぞ大切になさって下さいね。
画用紙に墨を一滴垂らし 軽く1回、ヒュッと息をかけて
ちょっと伸びたそれに小筆をススッと動かすと
秋も冬も飛び越して
風に吹かれて春が来た
筆を持つとやっぱり落ち着き整うを実感す
ありがと わたし
十数枚 一気にかいた書を視れば
黄色のオーラ揺らめきて
柔らかな月明かりにも似たそれは
いついつまでも ゆらゆらと
悲しみ溶かすかのように
ただ ゆらゆらと
