思い起こせば丁度去年の今頃、突然断捨離がしたくなり、
鞄や大量の衣類をはじめ それまで大切にしまっておいた想い出のものたちを
「今までありがとうね」と言葉がけをしてから手放しました。
今年もまた去年と同じ時期に断捨離の思いが湧きあがってきたので心のままに
手元に置いておく筈だった本を新たに活用して頂ける方の元へと送り出しました。
第一弾として2日前に 有名シェフの読みごたえある料理本や
フラワーエッセンス・レパートリーなどの分厚い専門書を15冊、
そして今日は詩集や様々なジャンルの本を63冊、
2日前とは異なる業者に集荷頂きました。
私の場合、購入した本を読み終えたら売るという発想がなく
手元に置いておくタイプでしたが、ご縁あってこれまで120冊ほどの本を
あるプロジェクトに寄付させて頂いたことはありました。
ある意味宝物のように本を大事にしていました。
勿論、読み返すこともあります。
ライティングデスクに立てかけているお気に入りの本たちは
ラインを引いたり、書き込みもしています。
こんな私ですが今春、複数のブックシェルフに
いよいよ収まりきらなくなった本を目の当たりにした時、ごく自然に、
本を新たに活用下さる方の元へ託そう!送り出そう!という思いが
湧き上がりました。血が騒ぐという言葉がありますが、
B型おうし座の私は普段はのんびりタイプですが一旦カチッとスイッチが入ると
当に、全身の血液がサーッと一気に駆け巡るが如く、
スイッチが入った目の前の出来事に集中し、パワー全開で振り向くことなく
未練を残すこともなく、リリースできるタイプです。
関係ないことですが、本を整理しながら客観的に色々なことを
振りかえる中で私の場合、自分と似た大胆で細やかなタイプの人とは
心地よく長いお付き合いが続きますが、
反対に自分のことをやたらと「小心者」とか「ビビリ」とか、いうわりに、
何についてもクールでうがった見かたをし、色々な面で
仕上げが雑で おおざっぱなタイプは結果的に相容れませんでした。
作家の想いの詰まった本は読まれてなんぼです。
読み返す、といってもいついつ、と言えない状態で本たちは出番なく
ただブックシェルフに並べられたままというのは本に失礼な気もしました。
そこで、ざっと数えても今現在1000冊ほどある本たちを
新たに必要として下さる方々に託し、出来れば年内中に
半分の500冊にしようという目標を密かに掲げています。
大事にしてきた本たちの状態はとてもいいので、
これらの本の価値を知る為にも、寄付という形ではなく
事前査定して頂き買い取り頂くことにしました。
初めて事前査定というものを経験しました。
残念ながら価格の出なかった本もありましたが、
状態はとてもいいので、全国の福祉施設などに寄付します、という
業者のスタンスにのっとった形で
なるべく、次に繋げて頂けたら有難いという私からのささやかな希望も
お伝えしました。
という訳で来月も引き続き本を必要として下さる方の元へ届けるべく
一冊一冊書き込みなどはしていないか、
表紙は汚れていないかをチェックし、ウエットテッシュで表面の汚れを拭き
さっと読み返しながら整理しているところです。
今、私の周りには100冊程の本が積み立てられています。
私はこれまで本当に沢山のことを本から教わりました。
本は大切な大切な友達であり先生です。
心から感謝しています。
先日、友人のfacebookで紹介されていた
矢作先生のインタビュー動画を拝見し(youtube)
感銘を受けました
ご存知の皆さまも多いかと存じますが、矢作先生は
臨床医として第一線でご活躍をされていらっしゃいます。
2年前の秋に発売されたご著書『人は死なない』は
今 また注目を浴びているそうです。
数日前行きつけの書店に問い合わせ、共著ではない
先生のご著書の在庫確認もした所、購入予定だった
『人は死なない』と『天皇』以外にも
2冊のご著書の在庫があることを教えて頂いたので
サービスカウンターに取り置き頂きました。
矢作先生のご著書は全部で3冊、
在庫確認の時にあわせて注文しておいた他2冊の
(こちらは他の著者の書籍です)合計5冊の書籍を
昨日の夕刻、取りに参りました
昨晩は自身の様々な所要をこなす為、
まだ読み始めてはいないのですが、
明日の予定に備え、流行る気持ちを抑え
今晩は早めに就寝しますがこの数日ワクワクします
↓ こちらは新刊です。
『魂と肉体のゆくえ~与えられた命を生きる~』
も、カウンターにお取り置き頂いていたのですが、
「ご覧になられお決め頂いて結構です」と
最初にお話下さったので、カウンターで中を
パラパラと拝見させて頂き、ピンときた、
↓こちらを購入させて頂きました。
毎週見ている あるテレビ番組で
心屋仁之助さんの言葉を聴いた時から
私の心はいい意味で 大きく揺さぶられました。
心屋さんのような 心の機微を感じ取れる方に
20代で出逢っていたら もう少し楽に生きられたかな?
そんなことも同時に思いました。
私の経験値と持論に過ぎませんが
子供の頃から 失敗することを赦され
個性を認められ 自尊心を護られ
「大丈夫だから」という言葉とともに いざという時
羽根を休められる安全な確かな場があったなら
そして心から「こうしたい」と望んだことを
素直に思い伝えた時、その思いを受け取り
「やってごらん」と応援されてきた幸福な方というのは
対人関係において 人との付き合い方が上手く
失敗を怖れずにドンドンと【我、思う道】を切り開き
大らかに 伸びやかに まるで呼吸をするかのように
自然に 自分以外の人を受け入れることができ、
あらゆる存在を全力で愛することもでき
人の失敗をも許せるようなそんな気がしています。
自分の中に残る深い哀しみや傷と
向き合う準備が出来ていない時
それを無意識に封印し
私は 大丈夫だから・・・・と言い聞かせ
何事もなかったかのように振る舞い
自分の中に安全地帯をつくりそこに一旦逃げ込む、
避難するような気がしています。
自分の想いを大事に受け止め 自分らしく生きる人は
自分の存在そのものや価値を大切にしてくれる
自分の大事にしている世界を認め同じように
大事にしてくれる相手を引き寄せる
そんな風に思います。
自分の本心に気づき 自分を大切にし始めた時
洗礼のように受ける ある心の痛みと葛藤。
自分の質を本当の意味で知った時
どんな人が自分に合い、
自分の心に沿う人なのかをも気付き、
成長と共に 封印していた傷を
見せられる様な人との出逢いが用意されていたり
これからの日々、気持ちよく生きる為に
私そのものを見て 私そのものを
大事にしてくれる人たちと心通わせて
いけたらいいな、と思います。
肉親でなくても深い愛が備わった人は
世の中には きっといると思います。
批判も否定もジャッジも駄目出しもしない
穏やかな人、心通わせることの出来る人も
きっといると思うのです。
今は心屋さんの書籍が沢山平積みされていますが
私が書店に行った時は左端のタイトルの書籍と
もう1種類位しかありませんでした。
帯にご本人のお顔写真の入った2冊の書籍は
8月下旬、書店に行った時に購入しました。
カバーをしてある書籍は同じ日に購入した
林真理子さんの『野心のすすめ』です。
林さんの凝縮された軌跡を
金スマで拝見した時、林さんにとても興味がわき
機会があったら購入したいと思っていました。
最近購入したこの3冊はまだ読んでいませんが、
出先や喫茶店でゆっくり読みたいと思っています。
それを買おう!という目的のもとに
出逢ったものでなくても そのタイトルに
うしろ髪ひかれる思いがあったり
何かひっかかる時というのは
その時の自分にとって 何らかの助けになる言葉や
ヒント、更には栄養になるようなことが
鏤められている大事な必然のような気がします。
以前 ある番組を見たことがきっかけで、
そのあとすぐに2007年3月25日初版発行の
↑ こちらの本を書店で注文しました。
今日ふいに書棚のこの本が目に入ったので
ブログにしたためることにしました。
私の持論ですが 不要になった物を
バンバン捨てる人=整理上手な人とは思えません。
当たり前ですが 迷わずバンバン捨てるということは、
それだけゴミが出るということになります。
特に匠と呼ばれるような職人さん達が
精魂込めて作った物を
その時は気に入って買い求めたのに飽きたから
簡単に捨ててしまうというのは何だか寂しく感じます。
一概に言えませんが、物を大事にする人、
成仏させる人は 人をも大事にする、
そんな風に感じさせられることが多々あります。
捨ててしまわないまでも、今まで愛用していた物を
次の人に引き継ぐような場合、その言い回しは
とても大事な気がしています。
購入した時はそれなりのお金を出し購入した物という
その方にとっての思い入れや 経緯があったとしても
今の自分にとっては 無用の長物となったからこそ
手放すことを決めた場合、「差し上げる」という言葉は
違和感を感じると共に 不適切のように思えます。
というのは 「差し上げる」 と言う言葉には
「不要となった物を貰って頂く」という謙虚さではなく、
「これ元々価値ある物なのよ。だからあげるね~」と
何となく上から目線で言っているような
傲慢さを感じてしまいます。
ヴィンテージもののジーンズのように手に入りにくい物や
相手からどうしても譲って欲しいと 乞われ、
自分も必要としていて 本当は手放したくない物を
やり取りする場合は 【お譲りする】とか【差し上げる】
の言葉が活きてくる、適切のように思えるのです。
自分にとって不要となった物を
自分の事情で手放す場合には
「失礼かもしれませんが、私には不要となってしまった
こういう状態の○○があるのですが、捨てるのも忍びなく
もしも使って頂けそうなら貰って頂けませんか?」と、
それを引き続き快く使ってくれそうな
ごく親しい方や身内に 謙虚に打診するという姿勢が
人として大切な気がします。
時として 何気ない物のやり取りから
普段は見えてこなかった相手の真意が浮き彫りとなり
そしてまた言葉1つで その人の真意までもが
問われてしまうようなことも
あるような気がしてなりません。
数年間 四国に住んでいたことがありました。
その頃、健康増進の目的で気功を習っていました。
先生は気功の他にも太極拳などを教えられ、
更には色んなセミナーも開催されていました。
先生のあるセミナーを受講した際、
美内すずえさんの『アマテラス』の漫画と 出たばかりの
『アマテラス』のイメージCDのことをお話し下さいました。
美内さんの作品を拝見したのも購入するのも
『アマテラス』が初めてでしたが、絵も美しく
その内容も、CDもとても良かったです
今ではCDは入手困難の様ですが私はラッキーなことに
漫画『アマテラス』の1~4巻までと まほろば編とCDを
トントン拍子に期間をあけずに購入できました
今年 漫画 『アマテラス』と『アマテラス』のイメージCDを
お友達にお貸ししたのですが、
その後 そのお友達は 美内さんが
だいぶ前に書かれた『宇宙神霊記』という漫画を
購入なさり今度はそれを貸して下さいました。
四国では意味のある色々な経験をしたように思います。
うどん巡りも沢山しました
気功の先生のご自宅で 中秋の名月を愛でながら
先生と交流のある石笛(いわぶえ)奏者
横澤和也さんの奏でる美しい響きの石笛を
堪能させて頂きました。初めて聴いた石笛の音色は
古(いにしえ)を感じさせられる 龍を呼ぶような
神秘的で幻想的な心鎮まる音色でした。
『アマテラス』のイメージCDに
横澤さんも参加されていらっしゃいます。
清らかで美しい石笛の音色は折に触れ
堪能させて頂いています