天と地の間

クライミングに関する記録です。

春山トレーニング

2017年04月22日 | トレーニング

5月の連休に久しぶりに北アルプスに行く計画を立てた。

21日、仕事の切りがついたのでそのトレーニングと最終調整を兼ねて鶴見岳まで走ることにした。

 スタート地点は自宅近くの大分川に架る滝尾橋。

滝尾橋たもとから鶴見岳を撮影。真ん中後部に霞んで見えるのが鶴見岳。果たしてたどり着くか。出発はほぼ海抜0m 

 

ザックに水、エナジーバーを詰め、昼前より走り始める。気温は高いが幸いに曇り空だ。5kほど走ると別大国道へと入る。ここからは信号にかからず快適に進む。が、日が差し出し後頭部が日に晒されだした。加えて担いでいるザックは1kを超える。別府タワーに着いたころはかなりの疲労がたまっていた。ここまで14k。速度を抑えたつもりだがいつしか上がっていたようだ。まだ先は長い。コンビニで水を補給し、10号線を渡る。

別府タワーからはおよそ1kで河川の中にコースをとる。鶴見岳一気登山のレース(12k)で使われているルートだ。要所要所に標識があって鶴見岳へと導いてくれる。最初は緩やかだが徐々にきつくなる。登山道に入ると段差があったり、大きな石があったりと走れるところは限られる。

レースならば無理して走るだろうが一人ではモチベーションも上がらない。大分別府間の疲れもある。疲労を本番に持ち越しては意味はないと、ほぼ早歩きに徹した。

4時前にほうほうの体で山頂着。帰りは疲労を持ち越さないとの理由をつけてすべて公共交通機関利用とした。日曜日はクライミングの予定だ。この辺で止めておかないと。

大分のよく登られている山の中では高くはないが、やはり、

海抜0mからくるとかなりの高度だ。

 

左は別府市内。右手後方に霞んで見える山はサルで有名な高崎山。大分市内ではさらにその後部に位置するが霞んで見えない。

 

大分駅から自宅までの3kは汗の臭いをラッシュのバスの中で振りまくわけにはいかない。走ることにしたがこれがきつかった。自宅近くの滝尾橋にかかると、前夫に知り合いの女性とおぼしき人が歩いている。通りすがりに振り向こうかと思ったが、人違いであれば大変不快な思いをさせてしまう。ここは走り去る方が賢明と、通り過ぎたがもし知り合いなら、ちんたら走っているところを見られたくもない。無理してスピードを上げた。家に帰り着いたときはヒーヒーいっていたのは言うまでもない。

幅の広い赤色の線が移動ルート

本日の走行距離30k。

 

右側の山は霊山。大分市郊外西部に位置する。標高600m。冬山トレーニングでたまに仕事終わりに夜走ったりする山である。一月前は写真手前の滝尾橋から初めて往復(27k)走ったがこちらもかなりきつい思いをした。


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2 コメント

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Unknown (浦島太郎)
2017-04-26 17:20:11
山屋の体力は底知れませんね・・・自分には到底できません。後は強力なパートナーが必要ですね。しかし、これが意外と難しい・・・
89
 多くの人はスポーツクライミングと言う意識でクライミングをしているので・・・ 自分達の若い時はスポーツなんかはくそくらえ・・・と思っていましたけどもね・・・ 時代の流れと言うものでしょうか? 

あ、この前の本匠の時の写真を大きくパネル張りにしました。今度温泉に来た時にわたしますね。
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Unknown (84)
2017-04-26 19:59:50
浦島さん、

体力はめっきり落ちました。アルパインとハードフリーをやっていると冬山前後と春山前後は調子が落ちます。
上半身と下半身の筋力バランスが逆転します。
日曜日のクライミングがよい例です。
それでも昔に比べればジムがあるだけ贅沢というもの。
5月の中旬から上半身の筋力を戻そうと考えています。
その折にはまたよろしくお願いします。
写真、ありがとうございます。
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