「新宿御苑」ホームページよりお借りしました。
新しい講座の友人を、新川沿いの遊歩道を通り、突き当たりの中川土手まで、ご案内。
(話しているうちに、大の花好き ということがわかりました。まだ、会って2度目なのに!☆!)
荒川と中川が並行して流れるこのあたりは、河口に近く、微かな潮の香がします。
(海抜0メートル地帯。護岸工事の行き届いた今では、昔の水害など知るよしもないでしょう。)
道路よりはるかに高いコンクリートの堤防を上りきり、そこから川の近くまで下りていくと、釣り人がひとり手すりに凭れています。
民謡を習っている友人は、よくここへ来て、川に向かって大きな声で練習するとか。
河口寄りを東西線が走っています。
川の向こうは江東区<南砂町>で、川を渡ると <西葛西>で、江戸川区です。
堤防のコンクリートをよじ登って、盛大に黄色っぽい花を咲かせている植物を発見しました。
二人とも見たこともない筒型の花。細長い葉。ものすごくきれいというのではないけれど(失礼)、インパクトのある花です。
護岸の緑化のために植えられているようで、コンクリート壁を覆い尽くしている所もありますが、まだまだこれからというところ。
知りたがり虫がうずうず。帰って早速に花の名探しです。
「護岸植物 つる性」で検索すれども分らない。
筒型の花が、ノウゼンカズラに似ていたので、図鑑で調べると、「ピグノニア」に近い。
検索で、今度は出ました。やっぱり、ノウゼンカズラ科。
和名は、ツリガネカズラですって!
別名、カレーバイン。(バインは蔓のこと。) カレーカズラとも。
アメリカ南部原産の常緑つる性木本。花には、カレーの香りが・・・!
「かのんの樹木図鑑」さんのおかげで、一件落着。感謝です。
・・・・・、どうりで、そこら辺に漂っていたのは、カレーの匂いだったんですね。
ただ、むっとした匂いに感じただけとは、なんと五感の衰え・・・・・。
もう一度見に行きたいけれど、花期が短いというから無理かもしれません。
でも、何年かしたら、コンクリートの堤は、一年中、緑の葉に覆われているんでしょうね。そして、花の頃には、おいしいカレーの香りがあたり一帯に~~、
また、その頃行ってみよう~っと。
こちらでも☆
☆おまけ:昨日新宿御苑に出かけた妹の話では、今「ハンカチの木」が花盛り。白いおおきな苞のイメージがハンカチ。大勢の人が写真を撮っていたそうです。