自転車で走り過ぎながら、ふと淡い色を見たような気がした。そこは、
歩道のツツジの植え込みの根元、車道ぎりぎりの際。
二日後、歩いたときに確かめた。
小さな淡い紫いろの花が、緩やかに世界をくり広げていた。
葉も花も柔らかに、茂り、蔓を伸ばしている。
なるほど、彼らには、そこは安全地帯。
最初は、カキドオシに似ているなあと思っていた.。
だが、カキドオシは名前の通り、どこでもズンズンというたくましさがあって、
こんな可憐さはない。
それに、葉のフチに毛もなく、つるつるしてるしなあ。
花はサギゴケに似ているので、
ゴマノハグサ科であるのは、間違いない。
調べること数日。
<ツタバウンラン>
偶然、同じような思考課程を辿った方のブログで、
この名前を見つけました。
そういえば、今はATMしか置いてない、銀行の
元出張所の外にも生い茂っている(上画像)。
だいじょうぶ。
たしかに そこも安全地帯。
ブログを見て、送ってくださったFさんとOさん宅の
ツタバウンランです。
見事に茂っていますね。
詳しくは さんで。
自転車に乗っていて淡い色が目に入る...うん、あるある、そんな時。
次は写真で着物の柄を連想。
えっ?5日間も花の名探しをなさったの?
台所に立っても「花の名は?」が気になったでしょ?
私にもありますよ。(手を切らないようにしないと...)
ボタニカルガーデンさんは花の名探しでは一番ですね。
名前が分かった時のお気持ちお察しします。
ムラサキサギゴケかと思いましたが、葉が違いますね。
帰化植物ということですが、こちらでは見かけません。
こちらも、そのうち、進出するのでしょうか。
見たいような、見たくないような・・・
思わずロックバンドの名を連想したりして?
野の花たちの安全圏はなかなか難しいです。
美化運動の時などに、きれいさっぱり抜かれてしまったり。。。。がっかりしたり。
着物の柄は、さもありなんですね。○○唐草なんて。
いつも知らない花に出会うと、知りたがり虫が騒いで・・有難きボタニカルガーデンさんです。
さくらめぐり、素敵ですね!
オコジョさんへ
毎年、お庭でオキナグサに会えるなんて、素敵ですね!いつも幅広く深い、オコジョさんの散歩道を、たのしく散策させていただいています。
「見たいような、見たくないような」・・真実でしょうね。家の近くのはらっぱには、ニワゼキショウ が一面に咲きますが、何ともかわいいです。もうすっかり日本の草のつもり。
蛙さんへ
おや、お宅にも! 強くてアクティブ?な花なんですね。その上毎年、素敵な「蝦蟇さんと蛙さん」の、論争の種まで蒔いていたとは。
よくよく見れば、ますます可憐さが、・・。葉の形もかわいいし、花も!しかも、か弱げで、強い。ひいきしたくなります。葉のついた蔓を小さな一輪挿しにいれておいたら、伸びて花も咲いていますよ。