大きく枝を伸ばした先々に たくさんの花房が煙るように咲いている。
その花をいっそう印象づけたのは、辺りに馥郁と漂い広がる芳しいその香りでした。ニセアカシアかと思いましたが、近寄ると、葉も、花の形も違います。
オフホワイトにどこか紫を差したような色の花房が、圧倒されるゆたかさで
咲き広がっています。
バラ園を抜けて、なぎさ公園に向かう途中の橋のそば。下の道から、3階位の高さのところです。
何人目かに通りかかった人が、
「センダンですよ」
と教えてくれました。
ああ、この木が、名にし負うセンダン! 初めてお目にかかりましたと、
思わず、高所恐怖症も横に置いて、欄干の隙間から、撮った携帯画像です(上)。
下の画像は、大木の一部を下から見上げました。
「栴檀は双葉より芳し」これこそ、”庭にありたき木は” に登録したい。。。。。と「すっかり、その気になっていたら、。。。。あらあら、その木とは別だそうです。
「双葉より芳し」と、ここで、言われている栴檀とは、じつは、白檀のことなんだそうです。
☆ 季節の花300さんのサイトで、教えていただきました。
☆センダンの大判写真画像があるサイトは、ここから。
そういえば、以前に、いただいたお香の中に、「サンダルウッド」というのがあって、調べてみたら、白檀のことでした。ごく身近な物では、白檀の扇子がありました。
白檀ならば、貴く突き抜けた香りから、双葉もかくやと、納得がいきます
でも、こちらの栴檀は、広がりのある柔らかな甘い香り。
こんなにすばらしい香りなんだから、当分は、
「薔薇と栴檀の日々~」を楽しむのもいいなあ。
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