少し前にスーパーで、ナノハナ(菜花という?)を買った。
夕食の「辛し和え」になるはずの一束から、
蕾の色づいている2~3本を花瓶に挿しておくと、
花は、2~3日後、
きれいに咲き満ち
そして
ほろほろと花びらを散らした。
とぼれた熾きのように。
*************************
遥か昔のこと、英語のテキストは、
『おとなしいアメリカ人』 だった。
部屋に戻ると、
黄色い花は咲きおわり、
タイプライターのキイの間に
萎れた黄色い花びらが散り紛れていたー-
そのシーンがよみがえった。
それがグレアムグリーンの短編であることを知った私たちは、
我先にと文庫本に走って楽しんでしまった。
詳しいことは何も覚えていない。
ただその黄色い花びらの場面だけが
色々の状況を語り、脳裏に染みついていた。
初めて目にした言葉です。早速調べてみたら、「消える、死ぬ」という方言(甲州弁?)だったのですね。
日本各地の方言は、とても面白くて大好きです。TVでも方言で放送したら面白いでしょうね。
若い頃、秋田や熊本に出張しお年寄りに尋ねたら、半分位しか理解できず、外国語のようでした。
聞き直しても相手は耳が悪いと思ったのか、また同じことを大声で言われて困りました。
母の里は、長野県の小諸で、「とぼれる」とか「おき」は、
普通につかっていました。
昔の言葉が、自然にでてきてしまいました。
方言恐るべしですね。
真っ赤に熾きた炭が燃え尽き表面に白いものが出てくるー-
そんな状態を「とぼれる」と・・・。
方言とも思わずに。
コメントいただき始めて知りました。
齢○年にして。面白いですね。
highdyさんのブログ、いつも新しいこと役立つことを
お教えくださり、ありがとうございます。
雪が降っています。八百屋さんで売っている菜の花
美味しいですね。今の時期だけたべられますね。
「とぼれる」 調べたら甲州弁とありました。消えるという意味と。標準語からはとても想像できません。方言の豊かさですね。山梨県の人に「とぼれる」と言ったら、伝わるの?
1月から、八百屋さんやスーパーの野菜コーナーでナノハナが並んでいました。早春の味ですね。。あの少し色づいた蕾を花瓶に挿しておくと、黄色い花が咲くとは!
「とぼれる」も発見、ナノハナも発見です。
黄色、早春の色ですね。
グレアムグリーンは、遠藤周作の好きな作家ではなかったかしら。エッセイで読んだことがあります。(記憶違いだったらすみません)
菜の花の辛し和え。
春の香りと色どりを味わいたくて、この時期には、必ず作りたくなるちいさな一品です。
方言は、面白いですね。
これとは別の言葉でしたが、以前山梨の方に、「この言葉、使う?」と、聞いたことがあったのですが、OKでしたよ。
案外似通った~~
グレアムグリーン、遠藤周作の~~、
そうなのですか。
この小説は、映画にもなっているのですが、見てはいません。
でも、同作者の映画ならみましたよ。
「第三の男」オーソンウェルズ&ジョセフ・コットン。アントン カラスのチタ―の音色も。…話がそれてしまいましたね・・