saarweineのワインなどに関してあれこれ

このブログはドイツはモーゼル河の支流であるザール地域のワインを愛する男がワイン等に関して色々適当に書き込みします。

オルテガについてです。

2009-07-31 17:50:37 | 日記
今夜はオルテガについて語ってみます。オルテガというとまるでファーストガンダムに出てくる最終的にアムロレイが搭乗するガンダムにやられてしまうキャラクターを思い浮かべてしまうかもしれませんが(笑)Rheinhessenを中心に作付がある交配品種です。ただはっきり言ってこの品種は甘口ばかりでろくなものに出会った試しがありません。TBAでも甘ったるいだけで頭痛がしまくって一杯飲んだだけで倒れてしまいかけました。こんなので1万円とか下手をしたら1万五千円(!)も取る業者の気がしれません(-_-メ)その購入した埼玉の業者をこのblogで店名と住所を合わせて告発してやりたいくらいです。


まぁ、とにかく言えるのは余程の事がない限りこの品種のを購入する気にはならないと思われます。
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バフースについてです。

2009-07-30 20:35:13 | 日記
今日はバフースについてです。この品種もRiesling系の交配品種でRheinhessenやFranken、SachsenといったやはりRieslingが主役ではない産地に作付が多くあります。僕的にこの品種に対して感じることは良いものでも(えぐみではなく)苦味を感じてしまうことです。ただ寒冷地向けの品種だけあって酸はRieslingと比較してしまうと足りませんがアルコールのボリュームがある程度あるものでもほっそりしたボディーを持つものが多い気がします。


所謂高級品種ではありませんがQbaやKabinettのtrockenやhalbtrockenは気軽にドイツ料理の軽食(例としてはヴルストザラートのような)や普段普通に食べる和食と合わせてみたいものです。
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ガメイについてです。

2009-07-29 23:26:23 | 日記
今夜はガメイについてです。残念ながらこの品種はポテンシャルが低いと言わざるを得ません。ボジョレーヌーボーはもう数年飲んでいないのですが所詮大量消費の為と言わざるを得ません。ただしクリュボージョレは濃縮した果実からこの品種らしからぬしっかりした味わいを出すようです。スイスでは赤品種の主力で飲みやすいタイプのが生産されているようです。ただしスイスでも作付が最も多くて(赤品種で)優れているのはピノノワールですが。

数年前に余程売り上げを向上させたかったのかEUの協賛でボジョレーとMoselがタッグを組んで販売促進をしたことがあります。僕も目黒区の某結婚式場で春桜の季節に開催された協賛されたイベントに参加しました。そこで腹が立ったのがMoselのブースはほんの少しで9割強も面積がボジョレーのブースだったのです!幾ら日本に於ける知名度が全然違うとは言えこの扱いの差は何なのか憤りを感じました。僕的にはシャブリとRheingauのタッグを見てみたいのですが。

もしかするとブルゴーニュパストゥグランならいいものがあるかもしれないと思うのでボーヌにまた旅行する機会を持つことが出来たら城壁の中にあるワインバーで話の種に飲んでみたいと思います。
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ゲビュルツトラミナーについてです。

2009-07-29 00:31:35 | 日記
今夜はゲビュルツトラミナーについて語ってみます。この品種は作付面積は狭いと言えば狭いですが各地に作付があります。ドイツならRheinhessen、Pfalz、Franken、Badenなどに作付があり今迄僕が確認出来た限りでは(イタリアの)南チロルにも作付があります。

僕はあまり経験がないのでこの品種は地所による個性の差は当然あるとは思いますがそれよりも品種の特性が全面的に出てしまう品種に見えます。どの地所や生産者のを飲んでもゲビュルツトラミナーと分かるのです。


とは言えこの品種は個性が強い反面合う食べ物が限定されてしまうと思われます。例えばドイツ料理ならレバーペースト、お寿司なら雲丹くらいでしょうか。今迄合わせてみたものの中で意外に良く合ったのが長崎の海鮮かた焼きそばとの組み合わせでした。


気に入っている生産者ですが敢えて言えばPfalzならMessmerでしょうか。ここは様々な品種を生産していてここのワインだけでワインのフルコースを楽しめてしまいます。


僕は自宅で一人でワインを飲む事が多いのですがこの品種のワインはワイン会などに持ち込みして他の品種のワインと一緒に楽しみたいと思います。
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ジルバーナーについてです。

2009-07-27 23:33:32 | 日記
今夜はジルバーナーについてです。この品種は90年代初頭くらいはRiesling、Mueller-Thurgauと並んで3大品種でしたがとっくにSpaetburgunderのような赤品種に抜かれてしまい作付面積の順位を落としてしまいました。

しかし未だにFrankenに於いては重要品種であることは変わりません。ドイツの伝統品種では一番シャルドネ的な品種と言えるかもしれません。地所の特性を映し出すやすいと思われます。極めつけはエッシェンドルフのLumpですね。

Rheinland‐Pfalz州の生産地域でも栽培されていてRheinhessenやPfalzでも作付があります。辛口仕立てが多いようです。どうせ日本には殆ど輸入されないのでいつかまた旅行出来たらアスパラガスと一緒に飲んでみたいと思います。そう言えば今年の旅行でDeidesheimer Hofでアスパラガスと地元のジルバーナーを合わせて貰って楽しんだことを思い出しました。


酸が苦手な方はもしもRieslingが受け付けないなら是非この品種のワインを試してみて頂きたいと思います。よく猫も杓子も白ワインならシャブリ(シャブリを貶めている訳ではありません)という風潮が日本では強いように思われますがバリック仕立てのが殆どない為マリアージュの失敗の確率が低いと思われます。
コメント (4)
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