シャワーのように降っていた雨が上がりわずかに日差しが出た朝。
付き添った母の病院の診察が思いのほか早く終わったため
お昼は外で食べようと少し遠くの公園へ行きました。
晴れたり曇ったり、あやしげな雲が風に飛ばされていきます。
急な階段をゆっくりあがりながら生き物がいないか探します。
ここはよく整備されているものの来るたび蝶に会えるのです。
春の花にアゲハたちがやってくるツツジの植え込み。
今はヤマノイモとヘクソカズラに覆われススキまで。。
美しい花を見せる為に大変な手間をかけているのですね。
よく飛んでいたのは外来種のアカボシゴマダラ。
薄青い翅色を見てアサギマダラを連想しましたが母も同じだったらしく
また夏の高原へ行って探したいね~と盛り上がりました。
その前にワクチン接種をしたいな。。我が家で済ませたのは母だけです。
ムラサキシジミも飛んでいました。
あっ産卵です!
産卵行動していた葉を裏返すと直径1mm弱の産みたて卵が。
母蝶はその後もあちこち飛んで良い産卵場所を探しているようでした。
モンキアゲハやキアゲハやアオスジアゲハも見ましたがまったくとまってくれず。
綺麗な青緑色の蛾が少し高いところにとまっていました。
帰宅して調べるとシャクガ科アオシャク亜科の蛾はものすごく多い!
→似たものが多く名前を調べるのを諦めていたところ、KONASUKE様にヘリグロヒメアオシャクではないかと教えていただきました。ありがとうございます!
この場所は昨年12月にも訪れて松ぼっくりを拾いましたっけ。
辺りは松、コナラ、クヌギが多く植えられておりヘリグロヒメアオシャク
が育つには素晴らしい環境のようです。
下の方ではニイニイゼミが優勢、小高い所ではアブラゼミ、一瞬ヒグラシも鳴きました。
セミの声を聞きながらお弁当を食べたのは久しぶりで
楽しかった子供の頃の平和な夏休みを思い出しました。