教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

陽だまりの生き物たち

2024年12月17日 | 生き物

朝は冷えましたが正午のサザンカにはハチやアブがいたので
蝶が飛んでいるかもしれない、と近所の公園に行きました。

すると嬉しいことに


ムラサキシジミが日向ぼっこ♪


近くにムラサキツバメも!

どちらも成虫越冬タイプ。無事冬を越せますように。。


ムラサキシキブの実がまだたくさん木に残っています。

下に実が落ちていないかな~と足元を見ると


道端に並べられた伐採木にきれいなキノコが!


ヒラタケのようです。美味しそう~♪

この道沿いにはクヌギコナラが多く
クロスジフユエダシャクのオスがはたはたと飛び


止まれ止まれ~と念じながら追いかけまわすこと数分。
ようやくモデルになってくれました。

さらにクロスジフユエダシャクのメスを探しましたがこの日も会えず。
翅が退化して飛べないメスに会うのはやはり難しい。

落葉の上で何かが動いたのでよく見ると


手前にテントウムシの抜け殻、上に羽化したての成虫が。


まだ体色が淡く表面もやわらかそうです。
元気いっぱい歩きまわっていました。

手すりには


キイロテントウ
5mmほどと小さく頭部を撮ることができませんでした。

狭い範囲で夢中に這いつくばっていたら、後ろから来た方に
「なにかいるんですか。。」と声をかけられました。


腰を伸ばして空を見上げると、清々しい青♪


トウカエデが美しい色に染まっていました。

フウと葉の形が似ているので迷ったのですが
フウは葉が互生、トウカエデが対生、


トウカエデは成木の樹皮が縦に短冊状に剥がれるのが特徴だそうです。

この樹皮の間に


美しいメイガの仲間がいました。
マエアカスカシノメイガという名前のようです。
樹皮の溝には他にも生き物がいそう♪

あまり日の当たらない道にさしかかると


手すりにハラビロカマキリがいました。
そんな目立つところにいたらモズやカラスに見つかってしまう。。

まだ秋の名残りがたくさんあるのにあと数日で冬至とは。
陽だまりにいるとやらねばならないあれやこれも忘れてしまいます。




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