Hさんは早春の田園風景を描かれました。
「山笑ふ 寺家ふるさと村」 日本画 F6
湿り気を帯びた春の大気に包まれた里山はしっとりとやわらかく
複雑な芽吹き色や田おこし前の田んぼの枯れ色や桜並木の薄紅色
全てに実感が伴っており小鳥のさえずりまで聞こえてくるようです。
春を迎えた喜びに満ちた、明るく気持ちの良い作品です。
近づいてみました。
岩絵の具をしっかりと塗り重ねたことにより味わいと厚みが増し
弱くなりがちな淡い色合いの部分も深みがでて力強くなりました。
たくさんのスケッチから得られた伸びやかな筆致と自然な省略は
春そのものを凝縮したようでHさんの感動をまっすぐ伝えてくれます。
さまざまなことに挑戦されてきたHさん。次の作品も楽しみですね☆
過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”の中の
Hさんのページに制作順に掲載されています。
ぜひこちらもご覧下さい。
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