教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

11月三回目の教室 秋の色

2024年11月12日 | 教室風景

朝方に雨はやみ、空気は湿っていてよい香りがします。


三日前に歩いたばかりですが
森には明らかに秋色が増えていました。


サルトリイバラの実


キンミズヒキの葉も色づいていましたが


日向に咲くこのキンミズヒキにはまだ花が咲いていて驚きました。

11月三回目の教室日でした。


明るく静かで快適な気温。心安らかに一筆に集中できます。
いそがばまわれで丁寧に着実に作業を進めていきます。


日本画以外にも様々な画材を用いて試行錯誤するお仲間に
刺激を受けながら、自分の世界に向き合う芸術の秋☆

お昼休みには気温が上がり、汗をふきふき歩きました。


マユミの実が熟してきたな~と見ていたら
重なる葉の間に何かいる!

そっと近づくと


コバネコロギスでした。終齢幼虫のようです。
ずいぶん赤味強めでツヤピカ♪
南方系の種だそうですが昨年12月にもこの森で会っています。

アカメガシワの葉には


ツマグロスケバが♪色々な角度で撮影したかったのに
ピーンと何かに弾かれたように飛んで視界から消えました。


桑の葉ではキボシカミキリ
成虫越冬はできないそうですがまだまだ元気。


草原で、ホソミイトトンボに再会♪
色々な場所で会うので案外多く生息しているのかもしれません。


残るアザミにホシホウジャク
お馴染みですが見かけると追いかけずにはいられない♪
翅はピカピカで光をあてたら緑色が強く出ました。

コナラのドングリを探していたら


ウスタビガの繭だっ!
嬉しい~産み付けられた卵はないかな?
と裏側へまわると


ああ・・・
何者かに外からかじられたのか寄生者の仕業か。
残念なことになっていました。

でも確実にウスタビガがいる、そうわかっただけでもよかったかな。
久しぶりにあの大きくて美しい蛾に会いたいものです。

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