教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

今年最後の教室 フユシャク飛び交う

2023年12月19日 | 教室風景

朝のうちは薄曇りで森は静かでした。
1月並みに冷え込むとの予報だったので厚着していきましたが
霜もおりておらずホッとしました。

リスさえ見かけず小鳥の歌はかすかに聞こえるほど。
しんとしたクヌギ林で立ち止まり辺りを見回すと


遠くの樹上に食べ物を探すモズがいました。


しばらくクヌギの陰に隠れ、尾羽をくるくる回す可愛い姿を観察。
和みました~♪


メタセコイアはさらに葉を落とし


紅葉の彩りを楽しめるのもあと少し。。
冬支度がどんどん進んでいます。

2023年度最後の教室日は光が澄んで素敵な制作日和でした。


新型コロナで活動がままならなかった年に比べれば開放感が増し
21回目の作品展ができ、何より平和に楽しく創作活動が続けられたのが
嬉しい!会を支えてくださっている皆さんに心から感謝しています。


「来年もどうぞよろしくお願いします。よいお年をお迎えください~」
お仲間同士笑顔でご挨拶して今年のお教室が終わりました。
これから少し長めの冬休みに入ります。

お昼には強い日射しが降り注ぎました。


花盛りのサザンカに次々とメジロたちがやってきて


モミジの赤も鮮やかに見えます♪


青空に映えるコナラの彩りを見ていたら
白く小さなものが視界を横切りました。


フユシャクだっ!
足元を見ると数頭ハタハタと飛んでいます。


クロスジフユエダシャクのようです。今年も会えてよかった!
晩秋から年内いっぱい見られるという種で、過去記事を見直してみるとこの森では12月中旬から下旬に出会っています。
メスを見たかったけれどお昼休み内では探しきれませんでした。

フユシャクと戯れた後はススキの原に行きました。


向かって右側がネナシカズラが繁茂した場所、左側が被害のない場所。
元々ススキ、セイタカアワダチソウ、クズ等が同じように生えていました。


ネナシカズラにとりつかれた側はなぎ倒されたようになり
茶色い実をつけたネナシカズラに覆われたまま。
来年はどうなるのだろう?

この森を歩くのは約三週間後。
その頃にどんな出会いがあるのか楽しみです。



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