梅雨の貴重な晴れ間に思い出深い森を歩きました。
アワブキの葉にスミナガシやアオバセセリの幼虫を探していると
首が長~い!
体がべっこう飴のように金色、愛嬌ある顔をしていてよく動きます。
ヒゲナガオトシブミ・・かな。
黄色がかったものから赤黒いものまで色彩変異があるそう。
この個体は黄色が強く出ていました。
大きな翅が格納されていたのですね。
アワブキは開花したばかり。
高いところの花に細長い甲虫が飛んできていました。
ほかにも木の花がたくさん咲いていて
可愛い♪
秋に赤い実をつけるウメモドキの花には蜂がやってきていました。
葉にヒゲナガガの仲間も。
シラキも咲き始め。花序の基部に雌花、上部に雄花の蕾がぎっしり。
シラキはいつも何の木だろうと思いながら見過ごしていましたが
変わった花に昆虫が集まっているのを見て俄然興味がわきました。
ハエやアブの類に
トゲヒゲトラカミキリのペアが数組
ホシベッコウカギバ
他に
コブハサミムシも。
ハサミムシは地面の石を持ち上げると出てくるというイメージだったので
目の高さにいるのにびっくりしました。コブハサミムシは飛べるそうです!
満開を過ぎたヤマボウシの花も生き物を集めており
ヨツスジハナカミキリなどカミキリムシの仲間たちに
虹色に輝くこんな甲虫も。
タマムシの仲間だろうと調べると、シロオビナカボソタマムシが
一番近い♪タマムシの仲間は小さいものがたくさんいて驚きました。
大きな円を描きながら飛んでいる甲虫を目で追っていると
ようやくとまったのは木の根元。
アオハナムグリでした。背面は青緑、側面や腹側は赤紫で全身キラキラ。
すぐ苔のなかに入ってしまいました。
名前のわからない動植物のなんと多いことか。
帰宅後調べるのも大きな楽しみのひとつです。
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