散歩コースの側溝に時々
このキジトラさんがいるので通りかかれば覗くことにしています。
その場所で先日、カリッ カリッ カリッ
身体を掻く大きな音がしたのでそっと見てみると
顔が長い?
タヌキ!この場所で初めて会いました。
3枚撮らせてもらったところでタヌキは側溝に消えてゆきましたが
背中には毛がなく・・ひどい疥癬にかかっているようでした。
こんな住宅街にいるとは。行く末を思い足取りが重くなりました。
よく行く小さな公園はこのところゴールデンウィーク並みに人が多く
端を選んで歩いてゆくと
またまたツマキチョウ
羽の先端が黄色いのはオス
そうでないのはメス
モンシロチョウにとても似ていますが翅の形や色はもちろん舞い姿がまったく違います。
ツマキチョウはのんびり滑空、モンシロチョウはバタバタとせっかちに見えます。
早くも咲き始めていた牡丹
葉牡丹の花もきれいです
イモムシをくわえていたシジュウカラ
やっと晴れた今日。
いつもの散歩道でどんな出会いがあるのかたのしみです。
早春の桜を撮ることは多いけれど八重桜はまれ。
あらためて八重桜を探して近所を歩いてみました。
遠くから見ても花色が淡い緑だとわかる。
葉はかなり赤みがかっています。
御衣黄(ギョイコウ)です
咲き進むと花びらに紅色が入ってさらに素敵
前から気になっていた木なのですが交差点にあって車で横を通りすぎるだけでした。
先日ようやくギョイコウだと確かめることができました。
この木もご近所さんの八重桜
花束のようで愛らしい♪葉の黄緑色もぴったり
この八重桜は一番近くの公園にあって馴染み深いもの
花色はあたたかみのあるピンク
この八重桜の花色は白っぽいサンゴ色、葉はエンジ色
いろいろな品種があるものですね。桜餅が食べたくなってきた♪
大きな枝垂桜も満開
繊細な枝が風にそよぐ様子は幻想的
ソメイヨシノは花吹雪
桜の季節が駆け足で去ってゆきます。
最近出会った木の花は黄色や黄緑色のものが多く姿も似ていました。
似ていたのはクロモジ、ヤマコウバシ、アブラチャンの3種。
若いクロモジ
クスノキ科クロモジ属。雌雄別株で
この花は雄花のようなのでこの若木は雄株。
もう一種は昨秋、赤く染まった葉が美しかったので名前を覚えた木
ヤマコウバシ
クスノキ科クロモジ属。クロモジに枝ぶりも葉の出方も似ています。
ヤマコウバシは雌雄異株なのに日本には雌株しかなく
それでも結実する変わった木なのだそう。
4月10日でこの姿、すでに子房が膨らんでいるように見えました。
花盛りは3月末~4月一週目というところでしょうか。
もう一種、クロモジに似た仲間
水辺を歩いた時に出会った黄色い花、アブラチャン
クスノキ科クロモジ属
雌雄異株でこの花は雄花なので木は雄株。
以下は湿ったところに生えていた2種
酸っぱく爽やかな香りを放っていたコクサギ
カラスアゲハやオナガアゲハの幼虫の食草です♪
ミカン科コクサギ属で雌雄異株
この花は雄花なので雄株
こちらは雌株の雌花
質感が青ミカンの皮のようです。
こちらはオニグルミ
雌雄同株。高木で遠かったのでよく見えませんでしたが
穂状に下がっているのが雄花、雌花は立ち上がる形。
黄緑色の木の花は目立たないので花期を見逃してしまいがち。
来春は出会うことができるかな?想像もつきません。
春の日差しをうけてまどろむ生き物たちを並べてみました。
少し前に出会ったカワウ
まだ若いのでしょうか、明るい体色が印象的でした。
濃厚な菜の花の香りに包まれて
水中もあたたかいのでしょうね
あまりにも動かないので心配になったミルクティーさん
みんなウトウト
微笑んでいます
レンジにかけたお餅のようにとろけてる
笹が刺さっているけど大丈夫?
隣に寝ころびたくなる♪
肩の力が抜ける癒しのひととき。。免疫力がUPしたかな?
人が少なく平坦で景色がよく近場でしかも母が初めての場所。
考えた末先日訪れた里山に車で出かけました。
咲き分けの桃がある!
きれいだね~。昔うちにもあったね。
ベンチに腰かけ美しい景色を眺めウグイスの歌を聴きながら
持参したおにぎりやぬか漬けを食べてまったり。。
白菜の花
ブロッコリーの花も珍しいね~とパチリ
少し歩いただけで母は腰と膝に加えつま先まで痛いと言う。
いつも行っている整形外科に連れていきたいけれど今は無理かな。。
元気を取り戻したのは池まわり。
いろんな大きさのカメがいるね~!
デジカメでカメやコイやサギを撮り平和な心持で帰宅すると
アケビの受粉をしなければならないことを思い出しました。
棚の高い部分の受粉は脚立にのぼります。
アケビはまさに花盛り。あれ?すでに花粉がついている雌花が!
ご近所のIさんが作業して下さったようです。
こちらが雄花
アケビは雌雄同株でも自家不結実性なのでいつも近所のIさん宅の
おしべをこんな風にケースにいただいています。
Iさんのおかげで東の棚の花だけに花粉をくっつけました。
夜はピンクムーンを眺め。。春らしさを味わえた一日でした。
ヤマザクラの花びら散る森奥で佇むと
さまざまな小鳥の歌が聞こえてきます。
巣作り子育ての最盛期、活気にあふれているのは足元でも同じ
サルトリイバラの赤い実にひかれてしゃがみこむと
若葉にバッタの仲間の赤ちゃんが。美味しいかい?
そして卵!径は10mmほど、青緑色。
産んだところは見ていませんがサルトリイバラに産卵するのは
このルリタテハ。
大好きな蝶なので幼虫の食草のサルトリイバラやシオデはいつもチェック!
ルリタテハの幼虫の成長した姿は何度見ても感激します。
いもむしが苦手な方はスルーしてください。。
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昨年5月20日に出会ったもの。肉棘に毒は無く彩りが美しいのです。
今年の同じころ、情勢はどうなっているのだろう。
9月末に予定していたお教室の作品展は泣く泣くキャンセルしましたが
それで良かったかも。今ではいつ皆さんとお会いできるのか見当もつきません。
ルリタテハの卵にとても似ているこの卵はアカタテハがカラムシに産み付けたもの
この日も激しく縄張り争いをしていて
こんなに翅が傷ついていても上の個体とやり合っていました。
モンシロチョウが珍しく一ヵ所でじっとしているな~と近づくと
産卵している?
母蝶が去ったあと観察してみると
産みたて卵がありました。
もっと他にあるのかもしれませんが目のピントがおかしくなって。。
拡大鏡があれば便利だと思いますが、不急の買い物かな。
ふと見るとカンアオイの葉の陰に小さな花が。
この間撮影したカンアオイは近づけない場所にありましたがこれは近い。
花は何かに食べられているかな?
カンアオイはギフチョウの幼虫の食草。この森にいればいいのにな~。
森歩きでいつも動植物の命のきらめきに元気をもらっているけれど。
夜は何となく呼吸が苦しくなる。日差しと春風が必要です。
芽吹き始めたクヌギやコナラの根元には春の花々が咲いていました。
ヤマブキソウ
カップ状の4弁の花びらが愛らしいケシ科の多年草
山吹色の花は近くにいくつか咲いていて
クサノオウ
ヤマブキソウと近い仲間だそう。
さらに似ているように感じられるこのヤマブキはバラ科の落葉低木。
キツネノボタンはキンポウゲ科の多年草
イチリンソウもキンポウゲ科の多年草
「赤毛のアン」の中でアンが帽子に飾ったキンポウゲ(バターカップ)
はどんな姿なのだろう?
カタクリがまだ咲き残っていました。
シュンラン
イカリソウが満開!
カンアオイの花はひっそりと
白花のスミレがまとまって咲いていました。
はやくもウラシマソウ
釣り糸を垂らしています。
すてきな季節がすぎてゆきます。
確定申告の期日が一ヶ月伸びたことに油断していました。もうやらねば!
でもいざ始めてみれば青空が気になる。お昼の一時間だけ、と決め
いつもの川沿いを歩くことにしました。
ソメイヨシノは満開を越え
水面を見下ろすとたくさんの花びらが流れていました。
公園に着くと
咲きはじめのリキュウバイが爽やか~♪
足元を見ると
ヒトリシズカにソメイヨシノの花びらが
そしてなんと、隣で咲くムスカリに
ツマキチョウのオスがやってきました!
先日わざわざ遠征したのに撮れなかった蝶がこんな近所で。
さらに嬉しい出会い。ヘビの嫌いな方はご注意☆
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今年初撮り爬虫類♪まだ寝ぼけているのかな?
ヘビの生息できる環境が身近にあるのがほんとうにありがたい。
いちばん好きな猫にも会えました。
ミルクティーさん、お久しぶりです~♪
なぜこんなにも彼に惹かれるのか。。これは恋?!
近くで新しい出会いも。
ごろごろ転がりながら毛づくろいする様子が面白くて
しゃがみこんで見ていたら
尻尾を立てて突進してきてくれました。撫でようと手を伸ばしたら
サッと逃げる!初めましてなのに失礼しました~。
とても慎重で音にも敏感。いつか安心できる顔見知りに昇格できるかな?
小さな公園にテントをはったり敷物の上でお弁当を食べたり昼寝したり。
そんな光景を見ていると流行するウィルスの怖さや確定申告を忘れそう。
道行く人は皆、適度な間隔を保つ努力をしているように感じられました。
ようやく晴れた!
人のいないとこに行こう、と向かった先は
丹沢のはしっこの森。
ヤマザクラは散りはじめ花びらがちらほらと
アミガサタケを探したけれど見つからず
出会ったのはぷるぷるキクラゲ
一昨日の雨でたっぷり水分を吸っていました。
日当たりのよいところで
また会えた♪ミヤマセセリのオス
ヒオドシチョウは激しく縄張り争いをしていました。
スジグロシロチョウ
他にもテングチョウにルリタテハにキタテハが飛んでおり
またツマキチョウを撮影することはできませんでした。
優しい色のジュウニヒトエ
ニリンソウの花びらに小さな小さな蜘蛛が
キジムシロにいるのはジョウカイボンの仲間なのかな?
地面に手をついて撮影していたら指先にナメクジがついたので
ぶんぶん手を振ったのだけれどちっとも取れない。
落ちていた棒でこすりとったものを見たら
おお・・・
ヤマビルでした。もう出てきたのですね。
塊では15㎜程でしたが伸びたあがったら40㎜はありました。
思わず首まわり顔まわり足まわりをさすり確認。
次からはタオルをほっかむりして長靴にはガムテープを巻かなければ。
ヒルは不気味なだけだけれどマダニは困る!肌の露出を避けて
ポイズンリムーバーを持ち歩く季節到来です。今年は早いかな?
麓に降りてきたらホッと一息。お花畑の中で
トラクターがひと休みしているように見えました。
行きも帰りもどこにも寄らず人と近づくことはなく。
こんな日ばかりを過ごせればいいけれど。
医療従事者の方、電車で通勤している方、人と接する仕事の方。
休めず家にこもれない人々はウィルスの脅威にさらされ続ける。
くしゃみをしただけで不安になり体温計を探したけれど電池切れで
近所を探し歩いたらそのボタン電池はどこも売り切れでした。
曇り空、風が冷たいけれど近場をぐるりと歩きました。
満開のソメイヨシノの下を通り
いつもの公園に着くと「ニャ~」
可愛い声が降ってきました。
見上げると
あらっ久しぶり!体がひとまわり大きくなったかな?
キジトラさん、呼びかけたはいいもののキョトンとして
プイっ。すぐ人違いだと気付いたようです。
この時間帯、似たような背格好の人が通るのかもしれません。
すこし来ないうちに公園は瑞々しい春色があふれ
オオシマザクラかな?
カツラの雌花はもうしおれかかって新葉が開き
クヌギの花も咲いていました。
猫たちも春を満喫
舌を出してご機嫌
紫陽花の葉越しにちらり
いろいろなコに会えて和みました。
帰宅後、注文の嬉しいお知らせがありました。
すぐさまお店に桜とエナガの作品をお届け♪
展示が終わった後も作品を覚えていてくださったことに感激しました。
2週間前まで寂しげだった駅前は桜色に彩られていました。
最終日まで思いもよらぬことが重なったこの3月。
ついていくのがやっとでしたが思い出深いものとなりました。