蛙と蝸牛

本の感想。ときどき競艇の話。

ヒューゴの不思議な発明

2012年11月18日 | 映画の感想
ヒューゴの不思議な発明

ヒューゴは父母を亡くして、パリの大きな駅の天井裏?に住んで、時計守り?をしている叔父にひきとられる。
父が取り組んでいたからくり人形の修復に取り組むが、叔父はまともに食事も与えてくれない。
部品集めに苦慮してエキナカのおもちゃ屋から万引しようとして店の主人につかまる。この主人は、かつては映画創生期の有名なプロデューサー(兼監督兼俳優)だった・・・という話。

スコセッシ監督が若かった時代は多少こうした無声映画時代の雰囲気の名残があったのだろうか、ストーリーや画像に、そうした監督自身の思い出に沿った古典的や様式美や構成を取り入れている感じがした。上映時間がちょうど2時間ぴったりというのもその一環だろうか。

何度か見直して細部を楽しむような映画なんだろうなあ、と思ったが、お気楽に娯楽作品として楽しみたいという、私のような者には少々退屈だった。

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