しらふで生きる(町田康 幻冬舎)
何十年も大酒飲みだった著者が、断酒に至るまでのプロセスとその効果を描いたエッセイ。
本書を読んだのは、やはり大酒飲みの人(IT企業の社長)が酒量を減らそうと思って読んでみたとエッセイに書いていたから。私自身も同じように考えて本書を手にとってみたのだが、その断酒法は、あまり実用的とは言いかねるものかなあ。断酒のノウハウというよりは、人生を穏やかに送っていくためにどのような考え方・心持ちですごせばよいのかを説いているように思えた。
本書をふくめ、多くの酒飲みの人が(エッセイなどに)書いているように、たまに酒を飲まなかった翌朝は明らかに爽やかな心持ちがする。そのときは「よし、今夜も飲むまい」と強く思うのだが、夕方会社から帰る電車の中ではなぜか「今日のツマミは何しようかな〜」となってしまうのだから情けない。まさに中毒症状というやつだろう。
著者も断酒し始めた頃は、四六時中酒のことばかりが浮かんだそうだが、3ヶ月くらいすると少しずつそういう時間が減っていったそうだ。
やっぱり中毒だよなあ。
著者の作品を読むのは初めて。ロック歌手出身らしい?リズムよくかつ叩きつけるように言葉を重ねることで読者をひきつける手法?なのだろうか?
何十年も大酒飲みだった著者が、断酒に至るまでのプロセスとその効果を描いたエッセイ。
本書を読んだのは、やはり大酒飲みの人(IT企業の社長)が酒量を減らそうと思って読んでみたとエッセイに書いていたから。私自身も同じように考えて本書を手にとってみたのだが、その断酒法は、あまり実用的とは言いかねるものかなあ。断酒のノウハウというよりは、人生を穏やかに送っていくためにどのような考え方・心持ちですごせばよいのかを説いているように思えた。
本書をふくめ、多くの酒飲みの人が(エッセイなどに)書いているように、たまに酒を飲まなかった翌朝は明らかに爽やかな心持ちがする。そのときは「よし、今夜も飲むまい」と強く思うのだが、夕方会社から帰る電車の中ではなぜか「今日のツマミは何しようかな〜」となってしまうのだから情けない。まさに中毒症状というやつだろう。
著者も断酒し始めた頃は、四六時中酒のことばかりが浮かんだそうだが、3ヶ月くらいすると少しずつそういう時間が減っていったそうだ。
やっぱり中毒だよなあ。
著者の作品を読むのは初めて。ロック歌手出身らしい?リズムよくかつ叩きつけるように言葉を重ねることで読者をひきつける手法?なのだろうか?
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