夢のような幸福(三浦しをん 大和書房)
三浦さんのエッセイの愛読書としては、三浦さんが直木賞を受賞されたのは残念なことでした。
三浦さんの主要なエッセイ掲載場所は出版エージェンシーのサイトなのですが、受賞前でさえ忙しくなって、かつては律儀に毎週更新されていたのに、やがて月2~3回になり、受賞後は更新されていません(9月1日現在。正確にいうと受賞直後に1回更新されたきり)。
それに「直木賞受賞者」という冠が付くと、今までのような脳内妄想を書きつらねたようなエッセイは書きにくくなってしまうのでは、と余計な心配までしてしまいます。
さて、表題作では2001年12月~2003年3月までに前記のサイトに掲載されたエッセイが収録されています。前半ではヒマを持て余しているようなことも書かれていますし、この頃はたくさん本が読めたのか、本来の趣旨である「読書エッセイ」になっているものもあります。(実はそういうのより、妄想むらむらといった内容の方がおもしろいのですが)
この本は直木賞受賞により増刷になったみたいで、これまでは本屋で見かけることもなかった(三浦さんのエッセイは同じ出版社から出ているわけではなく、しかも若干マイナーな会社が多いので、発売直後に買わないと見かけなくなってしまうのです)ので、受賞による恩恵もなかったわけではないようです。
三浦さんのエッセイの愛読書としては、三浦さんが直木賞を受賞されたのは残念なことでした。
三浦さんの主要なエッセイ掲載場所は出版エージェンシーのサイトなのですが、受賞前でさえ忙しくなって、かつては律儀に毎週更新されていたのに、やがて月2~3回になり、受賞後は更新されていません(9月1日現在。正確にいうと受賞直後に1回更新されたきり)。
それに「直木賞受賞者」という冠が付くと、今までのような脳内妄想を書きつらねたようなエッセイは書きにくくなってしまうのでは、と余計な心配までしてしまいます。
さて、表題作では2001年12月~2003年3月までに前記のサイトに掲載されたエッセイが収録されています。前半ではヒマを持て余しているようなことも書かれていますし、この頃はたくさん本が読めたのか、本来の趣旨である「読書エッセイ」になっているものもあります。(実はそういうのより、妄想むらむらといった内容の方がおもしろいのですが)
この本は直木賞受賞により増刷になったみたいで、これまでは本屋で見かけることもなかった(三浦さんのエッセイは同じ出版社から出ているわけではなく、しかも若干マイナーな会社が多いので、発売直後に買わないと見かけなくなってしまうのです)ので、受賞による恩恵もなかったわけではないようです。
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