さくら・たわわにたわごと

四季折々、愛しきものたちとの日々と思いを綴ります。

発表会直前の風景

2008-12-02 | 歌のおけいこ


今回の発表会も ぶじに終わりました。 


師匠や ピアニストの先生がたや、お仲間さん、お客さまたちのおかげで、
明るく、あたたかい雰囲気のなかで歌うことができて
ほんとうに幸せ でした。

ありがとうございます 


年代順からいくと 今回の発表曲の作曲家では
いちばん古いモーツアルト。


そのモーツアルトの曲を選んだ時点で、
なかば 予想はしていたのですが
あえて 考えないようにしていたわたし…


発表会3日前の最終レッスンで 知ってしまいました。


やはり トップバッター だったか。。。


  「えーっ またですか!」 


師匠に 泣きつくわたし。


  「しゃあないやん! 
   今回の曲の顔ぶれからいけば、どうしたって こうなるやろ!」 


  「モーツアルト選ぶもんの宿命 ですか。。。
   今度また モーツアルト選ぼうと思っても
   やめとこかなあ~」


お仲間さんいわく、


  「バッハとか ヘンデル…
   モーツアルトより 古い作曲家の曲 選ぶ人が出てきたら、
   さくらさん 一番に歌うのから 逃れられるわよ~」


  「…バッハとか ヘンデルも、いつか歌いたいんだもん!
   もう こうなったら ヴォルフ(けっこう新しい作曲家…なんて適当な説明!)
   かな、ブツブツ。。。」


  「……」



   (ちなみに、ヴォルフの曲は はじめての発表会のとき
    「隠棲」を選んで 歌いました。

    しかし、このときは ひとりが2曲ずつ続けて歌う
    プログラム構成になっており、
    やはり 一番手で歌ったのでありました…

    むずかしいけれど、彼の曲も すきです。
    理解不可能 なのも多いけど…


   
と、こんなこと書いてますが、

いちばんに歌うことに不満いっぱい というわけではないので 
ご安心下さいまし!


正直、本番がはじまってから 自分の出番がなかなか来ない 
というのも、精神的に すごくしんどそう。
とくに わたしみたいな緊張しいには
かえって つらいのかも。 


これまで、選んできた曲や プログラム構成の都合で
いつも 前半に歌い終わってきたから、
そういう、あとに歌うしんどさ は感じないでこれた。

ほんとは めぐまれているのかもね!


出番の順 にかかわらず、
過剰なほどかたくならずに 
なるべく 練習のときのように歌えれば いいや。


というか、そうでなきゃ。


相棒のぬっくさんとは、
前日まで 一緒に自主練習をして ハモリを確認しあったり、
まったりと お茶もしたり、 


緊張してるんだか 緊張感がないんだか
わからないような時間の過ごしかたをしつつ、


その日は やってきました。


早くに寝たのはいいけれど、めざめたのは 夜中の3時すぎ。 


このことを話し、

わたしは もはや 年寄りだろうかと言ったら、

   「遠足前の 幼稚園のコやないの??」

と返す友人。 なんだかなあ。


もう、そこから 寝つけそうにないので
ゆっくり 音楽聴いてました。


それも、その日 自分が歌うには無関係の
ドイツリートお気に入り集を。


リラックス リラックス!


早くから 緊張しすぎたら、もたないにちがいないから。

ホールに行ってからも 声出しできるのだし、
きのうまで、あんなに歌いこんできたのだし。


だいじょうぶ、だいじょうぶ!


さて、忘れ物はないかな。


クツも持ったし、ドレスも入れた。
楽譜も持った。 
だいぶくたびれてきた 愛用のデジタルプレーヤー・リオも入れた。
ちいさいおにぎりも 3コつくった。 お茶も持った。


なんとか 自力でメイクもできたし、
髪も、不器用ながら ハーフアップの感じで まとめた。


まあいいか、こんなもんで。



そろそろ 出かけましょ。


リハーサル風景に つづきます。。。





コメント (3)
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