さくら・たわわにたわごと

四季折々、愛しきものたちとの日々と思いを綴ります。

立秋・寒蝉鳴く~お盆休み

2023-08-15 | たわごと・できごと
新暦の、およそ8月12日~16日ごろの今の時期は
旧暦では立秋の次候、
「寒蝉鳴く(ひぐらしなく)」
です。

立秋とは、
初めて秋の気配がほの見えるころのこと。
暑い盛りですが、これ以降は、夏の名残りの残暑
といいます。

今年も、立秋の日が父の命日でした。
もう9年になります。早いものですね。
今も懐かしく、慕わしく、会いたい父です。

寒蝉鳴く とは、
カナカナ…とひぐらしが鳴くころ。
7月後半に箕面を訪れたときに、
ひぐらしの声を聴き、涼をもらいましたが
下りてくれば、まだまだ秋は遠い気分。

またまたとばしてしまったふたつの時候は、

大暑の末候
「大雨時行る(たいうときどきふる)」
…夏の雨が時に激しく降るころ

立秋の初候
「涼風至る(りょうふういたる)」
…涼しい風が初めて立つころ
 
でした。

バタバタが続いていた職場のクリニックも、
先週からお盆休みに入っていますが、
お休みはもう残すところ明日1日となりました。
あっというまですね~^^;

暑さのこともあり、
りんの歩くペースや気分が安定しないこともあり、
外へお散歩に連れ出す習慣がなくなってからしばらく。

8月にもなってから、
いつものお寺さんの今月のことばを、
7月は見ていないことに気づきました。

 りんとお散歩に出ていないからだ…

夫と私、ふたりともがお休みで家にいた日、
少しだけ涼しくなった日暮れから、
りんをカートに乗せて一緒におでかけしました。
お寺さんにお参りしてから、晩酌用のお酒を買いに酒屋さんへ。
時々、カートから下ろして歩かせながら、
ゆっくりのんびり、ひさしぶりのお散歩ができました。

 

めずらしく、ちゃんとカメラに視線が。

 

あれこれ工夫しながら、こうして一緒に歩けるしあわせ。


いつもは逸れてくれる台風ですが、
今回はこちらあたりも影響を受けそうな台風7号。
追ってくる台風から逃げるように、
昨日から夫は群馬出張におでかけ。

いつもよりさらに心細いような、りんとのお留守番ですが
安全におうちの中で過ごします。
本当はお友達との予定がありましたが、
今回はキャンセルして、後日のお楽しみに。

みなさまも、どうぞご安全に。

お寺さんの、今月のことばです。

 

その、自分をどう生かすか 
が、誰にとっても課題なのですよね。
すでにもう知っている人は幸いですが、
また別の苦悩もあるでしょう。

深くつきつめて考えてみても、こたえは出ない。
自分の、いま目の前にあることに誠実にとりくむ。
ひたむきにやる。
それしかないように思います。
こたえは、さいごに出るものかもしれません。


 慣れぬ台風おろおろしつつ盆休み さくら


コメント (6)
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