日がすこし翳ったままの発病後
父の術後の痛みがなかなか癒えないまま、
再発の影におびえていた春まだ浅い頃。
原発性だった今回の肺がんも完治がのぞめるのかと、
つねに不安を抱きながら毎日を過ごしていたその頃
こんな句をつくったが、
今もおなじような心持ちでいる。
発病後 を 父の死後
と置きかえてもよい。
日々を元気に過ごしてはいるのだが、
つねにこころはうす曇り。
こんないい年になって今さらのように、
これが愁いというものだろうか
と、今まで知らなかった思いを味わっている。
鬱になっているわけではないが、
喜怒哀楽…感情の起伏が
これまでよりどことなくゆるやかで、
テンションが上がりきらないような。
まあ、
喜びすぎたりかなしみすぎたりする傾向のあるわたしには
これくらいでもちょうどよいのかも知れないが。
それと、
むかしむかしからずっとつきまとう
わたしの課題というか 克服すべき欠点?が
このところ とみに自分のなかでクローズアップされており、
気になってしかたがない。
ひとのよさはよく見えるのだが、
それにくらべて自分は…と、
自分のいたらなさばかり見えてしまうところ。
いまの自分でいいのだと、つねに思えないこと。
ほめ言葉を素直に受けとめられない
ほめられベタであること…
「いやいやいやそんなとんでもない!」
と否定してしまい、
相手の気をわるくさせてしまう場面もこれまで何度か。
今でもわが身をかえりみれば、反省材料しか浮かんでこない。
自分にできないこと、いたらないところばかりが
イメージされる。
一見欠点に思えるようなことさえ
魅力にみえてしまうような、
自分の個性をよく知って 最大限うまく表現できるひとが、
うつくしい と言われるひとなんだろうな。
先日、新聞でちらっと読んだ
「ほめ日記」でもつけてみるかな。
と、ひそかに思ったりしている。
(ちっともひそかに、になっていないか)
もちろん、ここでは書かないけれど。
それは 恥ずかしすぎる。
しかし、毎日書くことがみつかるだろうか。
ほんとに親孝行な娘さんで私には驚きです。
(私は親不孝もん)
昔、畏友から習った(グループで試してみた)方法、
・ある人の長所と短所を10ずつ(あったかな?)メモしてみる
・自分の長所・短所も同様にリストアップ
ひとのことはほめやすいですよね。
さくらさん良いとこだらけ!!
自分は、悪いとこなら無尽蔵にあるだけど~(笑)
さくらさんがどんなにいい人か、りんちゃんが一番よく知っているかもしれませんね♪
有頂天になって、舞い上がった後の、なんとも、まぬけな自分。誉められて、のせられて、気に上り詰めた豚は、
もう・・落ちる事しか出来なくって.
っていうか、またおりてみないと、登れないのね.
だから、落ちて行く時期は必ずあるわけで、
一寸登っては、ちょとおりて・・
でいいんかも。
こんにちは。
いつも読んで下さってありがとうございます。
ここ数年、父母の病で嵐のような日々でした。
特別親孝行なわけではなく、
年老いた親にまだ甘えている、ごくフツーのわがまま娘です。。。
りんは、ぐうたらでなきむしなわたしをよく見ているから、
毎日あきれているかも!
自分のことは、短所ばかりが目についてしまいますねえ。
うたこさん
そうね、
迷ったり、行きつ戻りつするのも
気持ちが揺れうごくのも、生きているがゆえで、
そのくりかえしでよいのかも知れませんね。