さくら・たわわにたわごと

四季折々、愛しきものたちとの日々と思いを綴ります。

立夏・蛙始めて鳴く~だいだいリートコンサートvol.31

2022-05-05 | 歌のおけいこ
新暦の、およそ5月5日~9日ごろの今の時期は、
旧暦では立夏の初候、
「蛙始めて鳴く(かえるはじめてなく)」
です。

立夏とは、次第に夏めいてくるころのこと。
気持ちいい五月晴れの季節です。
とはいえ、
まだひんやり肌寒いことが多いように感じる近頃。

蛙始めて鳴く とは、
野原や田んぼで、蛙が鳴きはじめるころ。
オスの蛙が、メスの蛙を恋しがって鳴く声だそう。


昨日は、2年ぶりに参加させていただく、
だいだいリートコンサートvol.31の本番でした。

 


今回うたう2曲のイメージで、このドレスを選びました。↓
もう何度か着ている、おなじみのものです。

 


先日のリハーサルでは、
またこれか(>_<)
とへこんでしまうようなあがりようで、思うように歌えず、
かといって本番に強いタイプでもないので、
どうなることかと不安でしたが。。。

めずらしく、なんとかどうにか歌えたという実感が持てました。
あがるにはあがったのですが
(これはもう避けられない;;
 そして聴く方々にもそれが伝わっていると思いますが)
それだけで終わりました~という状況になることだけは免れた??
あがっていながらも、自分の思うようなかたちで歌いとおせたかな
という感じです。
めったにないことです。

私にとっては、これだけでもうれしいことでした。
またぼちぼちがんばろ。。。^^

リハーサルではお会いできなかったお仲間のみなさんや、
思いのほかたくさん来場してくださったお客さまの中でも
うれしい再会がいくつもありました。

緊張と高揚と、いろいろな感情がめまぐるしく交錯して
帰宅したらどっと疲れを感じましたが、
しあわせな1日でした。

一時体調をくずされていた先生もお元気になられ、
ほっとしていたところでしたが、
よき伴侶を得られたという、さらにうれしいお知らせも。

私にとっては2年ぶりの、今回のだいだいリートコンサートは、
多くの恵みと、感謝の思いでいっぱいの日になりました。

ところで、
私は昨年の左足親指の骨折後、
長らくちゃんとした靴も履けずにいたのですが、
今はすっかり回復して、ステージ用の靴も履けるように。
骨折前に、ふだんほとんど履かないパンプスを何足か買ってあったのですが
(めったにないことに…といっても、ローヒールですけどね;)
その靴たちにも、やっと出番が来ました。
昨日はそのうちの1足がデビュー。

私の足のサイズはやや小さめで、あまり合う靴がないもので
履き心地のよい、自分の足に合うものにであうと、
色違いで2足買ったりします。
このときは、必要時以外は履かない苦手なパンプスなのに、
あまりに履き心地が気に入って、3足も買ったのでした。。。
それなのに、そのすぐあとの骨折。ああ;;

靴を買ったとき、お店のおじさんに

「靴も履いてやらないとダメになる。
 まんべんなくどれも順番に履いてね。
 あ、雨の日だけはやめてね。
 雨の日に履くのはこっちの靴だよ」

と言われたことを思い出します。

はい、これからどんどん履かせてもらいますね♪


 傷癒えてようやく履けた銀の靴 さくら


 

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2 コメント

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カエルの歌は聞けました♪ (Darth Yumi)
2022-05-05 23:43:27
さくらさん、おつかれさまです!
・・・いいなあ~青のドレスに銀の靴(憧れ♪)
歌を聴かせていただきたいです。

川柳のほうで加藤鰹さんというかたのことを書いておられて。
拝読してジ~ンときました。
きっと天国で応援してくださってます。

こちら、どこへも行楽に行けんかったけど、カエルは近場でたくさん聞けましたw
種類の違うカエルの声が時々混ざっておもしろいです♪
どの種類も絶滅せずに生きてってほしいと思いました。
返信する
Darth Yumiさんへ (さくら)
2022-05-06 06:38:57
ありがとうございます!^^
歌は。。。
きっとガッカリさせてしまいますぅ;;
本人はこれで必死なんですけどねぇ。
ともかくも、
何とかぶじに?このGW最大のイベントを終えられてホッとしています。

川柳の部屋にもおいでくださり、ありがとうございます。
鰹さんは、全国の大会にも可能なかぎり出かけられ、
各地でご縁をつながれ、どなたにも慕われている人でした。
いつか、鰹さんの句碑をたずねられたらと願っています。

父の終の棲家となった実家のそばには、昔まだ田んぼがいくつかあって
よくカエルが鳴いていました。
私は子守唄のように聴きながら、よく眠っていましたよ。
その田んぼもどんどんなくなって家が建っていき、
カエルの声は聴けなくなりました。
実家のあった一帯も、家はいったん壊して建て直され、もう昔の姿はありません。
人が変わり、家が変わり…
こうして時代が移り変わっていくのだなあと感じたことでした。
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