ゆけわがそよ風
作曲:メンデルスゾーン
わたしの愛をこめたかった
すべての愛をひとつの言葉に
それを軽やかな風にのせると
嬉々として 飛んでゆくでしょう
風は愛に満ちた言葉を
いとしいひと、あなたにおくる
するとあなたは それをいつも
いたるところで耳にするでしょう
そして 眠っている夜中でも
ほとんど目を閉じられることなく
わたしの姿は あなたの目にうかび
どんな深い夢にも あらわれるわ
おなじみぬっくさんとの二重唱。
この曲で、
はや4曲目になる。
ちなみに
うたってきたのは、
すべて メンデルスゾーンの二重唱曲。
正確には…そのなかで1曲だけはちがっていて、
メンデルスゾーンはメンデルスゾーンでも、
有名なほう(弟)ではない、
お姉さんである ファニー・メンデルスゾーンが作った曲だった。
で、あとの3曲は よく知られているメンデルスゾーン…
フェリックス・メンデルスゾーンの曲で、
これもそう。
あきれずに(あきれながらも??)
こんなわたしと デュエットして下さるぬっくさんには
感謝の思いばかり。
多大なフォローがあって
なんとか 成り立っているこのデュエット、
わたしが もっと成長しなくては。
お仲間うちでのぷち発表会や、
ピアノつきでのレッスンを 何度か受けて感じたのは、
それまでは この曲、
ただ さわやかに優しく流れていくイメージだったのが、
意外にも、というのか、
思っていたよりもちからづよく進んでゆく曲なんだ…
ということ。
大きなフレーズを感じてうたうこと、
フレーズごとにしぼまないで、
さらに前へ前へと流れるようにうたうこと、
3番の導入は、後半の盛りあがりに向けての
緊張感をもって…
特にユニゾンと、その次のフレーズに入るところ。
そのほかにも、
ずっとわたしが言われつづけている
子音やウムラウトの発音が
ちゃんとそうきこえるようにうたうための処理とか、
高音にうつるときに
ピョ~ンって そこだけとびださないように とか、
ふたりの母音の響き、
子音のタイミングを合わせること、
ハモリはもちろんで。。。
と、うたうにあたって注意すべき点は
いくつもいくつもあるのだが、
それらをふまえて、
本番では あまり考えすぎず
風の動きを感じさせて下さるピアノの演奏に乗って、
うたも 風のようにさわやかにちからづよく
流れてゆきたいところだ。
ピアノのM野先生いわく、
この曲のイメージは
”ナウシカ”
らしい。
「…ヴン!って、風に乗るのよ」
リズム音痴なのが かなしいけど、
おおきな風に乗る…つもりで 歌おう。
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