さくら・たわわにたわごと

四季折々、愛しきものたちとの日々と思いを綴ります。

春分・雷乃声を発す

2021-04-01 | 今月のことば
新暦の、およそ3月30日~4月3日ごろの今の時期は、
旧暦では春分(しゅんぶん)の末候、
「雷乃声を発す(かみなりのこえをはっす)」
です。

春の訪れを告げる雷が鳴りはじめるころ。
恵みの雨を呼ぶ兆しとして、よろこばれたそうです。
春に鳴る雷を春雷と呼び、
とくに初めて鳴る春雷を「初雷」と、
あるいは冬ごもりの虫を起こす「虫出しの雷」
ともいうのですって。

3月のうちに書けなかったのですが、
このひとつ前の時候が、春分の次候、
「桜始めて開く(さくらはじめてひらく)」
でした。
今年の桜は早く、春分の初候にはすでに開花していましたね。
今はもう満開です。

散歩みちで見かける、ご近所の桜。

 

 

日曜日は雨予報。
かなりの桜が散ってしまうかも知れませんね。
コロナの第4波と言われている感染拡大が心配な状況では
かつてのようなお花見もままなりませんが、
今年しかない今年の桜の花、週末までにこころおきなく愛でておきましょう。。。

3月にご紹介できなかった、
ご近所のお寺さんの「今月のことば」です。

 

清らかなこころとは、どういうものなのだろう…
正直であること、素直であること、優しくあること?
よごれを知らないことが清らかさなのか、
知ったうえで清らかでいられることなのか…
これを考えはじめると、またむずかしくなってしまいそうです。



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