「きちんと生きてる人がやっぱり強い!」 内海 実 著 (KAWADE夢新書) 定価:720円
【この本を読んだ理由】
今年になってから、新聞広告で読みたいなと思った本についての広告を携帯のデジカメで撮っておくことにしている。
それがある程度溜まったら、リストアップして、本屋でまとめ買いをしている。
この本は、そんな本の中の一冊である。
【読後感】
特に、面白い本ではない。
著者は言う。
「今の日本と日本人、だいぶ歪んでないか」
「勝ち組」と「負け組」というイヤな言葉が大手をふって歩くように、社会には大きな格差ができてしまった感がある。
から始まって・・・・
たとえ「愚直」と言われようとも、真っ正直にきちんと生きてる人がバカを見ない世の中であるべき―
そういう思いをこめながら書いた本である。
・・・と。
目次を拾ってみる。
「人を理解し立てる人は人に認められる
●ふところの深い人は、やっぱり強い!」
「人や物事に謙虚な人は人に押し立てられる
●誠実な人は、やっぱり強い!」
「人を思いやれる人は人に愛される
●温かい人は、やっぱり強い!」
「明るく前向きな人は人に好かれる
●一生懸命な人は、やっぱり強い!」
「柔軟で芯のブレない人は人に信じられる
●潔い人は、やっぱり強い!」
「きちんと育てられた人は人とうまくやれる
●自立した人は、やっぱり強い!」
これらについて、著者は、みかん箱2箱分の名刺を見ながら色々な人を思い浮かべて、書いたそうである。
人生において、特に人間関係にいきずまったとき、参考にしたい本である。