
「深追い」 横山秀夫著 (新潮文庫) 定価:552円
【この本を読んだ理由】
新潮文庫の5月の新刊!
“注目の新刊。骨太な人間ドラマと魅惑の謎。
これぞ不朽の警察小説!
横山ミステリーの最高峰、新潮文庫に登場!”
この宣伝文句に文句なくのめり込んだ。
【読後感】
本の帯にある宣伝文句、
“ある警察署に勤務する7人の男。彼らの人生を変えた7つの事件。”
「深追い」は、そんな1つであった。
著者の情景描写で、時々上手いなあと感心するところがあった。
だけど、ストーリーは、リアリティを帯びていて、なんとなく重苦しく感ずることも多かった。
ストーリーの結論を読者に任せるところなども、その一因かもしれない。