ヒマジンの試行錯誤

パソコンライフを楽しむ!

「椿山課長の七日間」を読んで!

2007年08月15日 14時51分02秒 | 

「椿山課長の七日間」  浅田次郎著  (朝日文庫)  定価:600円



【この本を読んだ理由】
5月28日のブログ“「ひとは情熱がなければ生きていけない」を読んで!”の中で、通勤ウォーカーさんから寄せられたコメントに、浅田次郎の「椿山課長の七日間」が紹介されていたので。



【読後感】
この本の主人公、椿山和昭46歳は接待の席で倒れ、つまり過労死するのだが、ふと気がつくと四階建ての白いビルにいる。そこは現世と来世の中間にある中陰の世界。
そこには、スピリッツ・アライバル・センターと呼ばれている役所がある。
現世で罪を犯してきた者も講習を受けたあとに、「反省」ボタンを押せば誰でも極楽に行ける(!)と言う。
ところが、死ぬに死にきれない主人公は、・・・・

自動車運転免許証の更新システムを思わせるようなセンターの仕組み。
このセンターは再審査の要求にも応えるシステムもある。
現世に逆送されるとき、自分とは正反対の人格者になって、「よみがえりキッド」というとても便利な魔法のバッグを持たされる。

とにかく、ストーリは面白い!。
お盆に読むのにぴったりの本だった。

コメント (4)
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