ヒマジンの試行錯誤

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「俳句を楽しもう」講座(第2回)

2007年08月25日 15時05分05秒 | 俳句
2007年8月24日(金)18:30~21:00

“たかおか学遊塾「俳句を楽しもう」講座”の第2回目。
今回は、20名の生徒が各自3句の宿題を提出した合計60句について、先生から添削・アドバイスを受けた。

私の作った3句についての添削・アドバイス


(原句) 凪湖面 夏合宿の 櫂の跡

 この句は、7月下旬に、諏訪湖の湖畔の宿に泊まったとき、ホテルの窓から眺めた夕暮れの風景。
合宿の学生たちがレガッタの練習中だった。

(添削・アドバイス)凪は夏の季語。季語が2つ存在する。

(添削例)合宿の 諏訪の夕凪 櫂の跡




(原句) 夏木立 凛とそびえる 御柱

 この句は、次の日、下諏訪神社春宮で、有名な御柱を見たときの感想。

(添削・アドバイス)木立と御柱が同じニュアンス。御柱を見て感じたことを表現する。

(添削例) 御柱 凛とそびえて 涼しかり



3句目は、連日35℃を超える猛暑の中で・・・

(原句) 猛暑日や ノルマ三句で 脳へたれ

 この句は、8月22日、宿題の3句がやっと揃ったときの状況。

(添削・アドバイス)本当に正直な句である。が、それだけの句。

(添削例) 脳へたるほど 猛暑日の 三句なり

なるほど、私の作った原句に比べて、先生の添削例は、句に込められたものが生き生きとしてきた感じがする。
しかも、読者にもより分かり易い句になっている気がした。

俳句とは、文字の並べ方・組み合わせや表現方法で随分違ってくるものだと感心させられた。

次回は9月21日(金)。また、3句の宿題が出た。

コメント (2)
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