北陸も、とうとう梅雨入りした。
そんな蒸し蒸しする昨夜、俳句サークルに行った。
そして、相変わらず自分の感性の乏しさを痛感して帰ってきた。
わたしの提出した宿題3句の添削結果は次の通り。
(原句)カーナビで 巡る陸奥(みちのく) 夏は来ぬ
(コメント)「カーナビで巡る」は、おかしい。巡るのは車である。
(添削例)カーナビに 教わり陸奥(むつ)の 夏の旅
(原句)短夜や 十年ぶりの 同窓会
(コメント)単なる報告になっている。15年ぶりだったら、どうだと言うのか。久しぶりにあったときのみんなの様子が出ていない。
(添削例)短夜や すぐ明けてをり 同窓会
(原句)家持も 眺めし海や 卯波立つ
(コメント)何か気になる。「家持も」より「家持の」の方がよいと思う。
(添削例)家持の 眺めし海や 卯波立つ
俳句サークルも今回で丸一年になった。
「ちっとも進歩しない」と女房に愚痴をこぼしたら、「そのうち段々上手くなるかも!?」と励まされた。
それで、これから、もう半年継続することにした。