いちよう:二千和会だより

 会報「いちよう」を通して、人生がさらに豊かに広がるよう「今も青春!」の心がけで楽しく交流しながら散策しましょう。

記念写真の苦労

2008年07月01日 | 会報お役立ち

 二千和会の散策には、参加者全員集合の記念写真を必ず撮るようにしている。しかし会報「いちよう」の編集初期の頃は、まだまだ「皆さん集まってください」の声掛けも、もぞもぞしていて編集責任者の本領は発揮し切れないでいた。だから、撮っていない回もあり会報には単なるスナップ写真のときもあったように記憶している。
 そんな頃、全員集合とはならずに、会員の誰かがカメラマンになっているから、参加者の何方かが欠けていたりした。編集人としては それが残念でたまらない。だから、路傍の見ず知らずの方に、カメラのシャッターを切っていただいたりした。

 全員の記念写真の“カメラマン”になっていただく方には、重くて良さそうなカメラを肩からぶら下げているような方を探すのだ。または若いパパ・ママ。写真を撮りなれていると推察。幸い人が多いところを背景にしているので、カメラ慣れしていそうな方の目星もすぐ付くのである。
 「お急ぎのところをすみませんが、カメラのシャッターをお願いしたいのですが…。よろしいでしょうか?」と。まだ一度も断られたことは無い。

 しかし、女の…いえ! 編集人の図々しさを知らない紳士会員は、「他の方に頼まなくていいですよ。私が撮りましょう。」と言われる。
 それもそうだが、後の写真処理が大変なのである。
 上の写真は下の写真を土台に加工している。土台の写真は全体的によいと思えるのに、一、二の方のお顔が隠れていたり、下を向いていたり…そういう方を別の写真から切り抜いて全員集合の記念写真に貼り付けて加工修整する。
 ただし、光沢紙に印刷すると貼り付けた部分が不自然になったりする。だが、会報に載せるときは、紙質や印刷が悪いので不自然には写らないので助かっている。
 この写真は桔梗門前の広場に集合したときのもの。そこで打ち合わせをしていらした、通訳さんらしい方にお願いしてみた。ところが、意外にもその輪のなかにいらした背の高い外人さんが引き受けてくださった。「ワタシガシマス」と。「ありがとうございます」とお礼を申しますと「ドウイタシマシテ!」と綺麗な日本語で、型どおりのお返事をされた。
 さて、何方を修整加工したのか、上の二枚を見比べて見つけてください。


 この正門鉄橋(二重橋)の位置で、伏見櫓を背にしてパチリ!
 一眼レフの高級カメラをお持ちのTabuchiさん。ご夫妻で交代に撮ってくださった。

 
  見ず知らずの方にお頼みするより、写真の腕は確かで不安は無いので嬉しい!
 けれど後の写真処理に頑張らなくっちゃ…! と内心意気込む。

 下の左の写真に、Masakoさんの姿を貼り付けて加工してみたのである。
 というのは、Masakoさんの写したものを土台の写真にしたということになる。
 何度もやり直しをしたので、良くできた自信作と自画自賛したくなる。


 こちらはTabuchi氏がカメラマンになっての写真。構図がいいのでこちらも捨て難くTabuchiさんとKojimaさんの姿を端に貼り付けてみた。ところがKojimaさんが、影に隠れるように残っていたので、その姿を石垣や芝生の色でお絵かきで消した。しかしよく見ると、やはり不自然な感じが残っている。二人の姿に地面も一部付けて2枚を合成しようと試みた。氏の影も無いと不自然だから合わせて切り取ったのだが、二枚の写真の路面の明るさが微妙に違っていた。ここも色調整しないといけないが…。しかしまた手を入れすぎると不自然さが増幅するので、会報には載せないと只今は思っているが、どうしようか…? また元気が出たら写真加工をするかも?? ブログをご覧の皆様だけに、ご披露します…「ちょっとだけよ!」
 まあ、これは自信作と編集人がひとり合点しているものを会報「いちよう」に載せたいと考えている。
 皆さんはどう思われますか?

 もう一つは、東御苑の二の丸庭園で。

 花菖蒲も写真に参加してくれた。 いやはや、写真の加工ソフトは、なかなか難しいものだ。