いわき・うぶすな広場だより

セカンドライフの生き方を書いています。

長谷川利行

2010-05-07 09:13:29 | 日記

実家・庭で昨日の咲き始める直前の牡丹画像・・・今朝は満開に!!

いつもコメントをいただいています
「いらくさ」様のブログをみていましたら、
長谷川利行の名が・・・・・

絵を好きな方でも
生き倒れで、亡くなられて、約70年の画家。
偉大な画家だと思いますが、
なかなか知られていない画家の一人です。
独自の宇宙を築き上げて亡くなられて33年経った今も
人気画家の「熊谷守一」さんも長谷川利行の絵を評価していたという事です。

1891年(明治24年生まれ)~1940年(昭和15年10月12日亡くなる)
画家となってからの大部分を浅草の貧民窟で過ごし
アトリエを持たず思い立ったら絵を描く生活をし
速筆の画家といわれています。
作品を友人・知人に送りつけてお金に換えるなどの
様々な迷惑をかけた奇行の為もあり、
それらの行動により評価を遅らせた画家とも言われています。

しかし
いのしし君は彼の絵の
暗いひっ屈した気持ちと
社会に対抗する反抗心あふれる絵もいいが、
晩年の
「酒祭り 花島喜世子」(昭和5年ごろ)
「ノアノアの少女」(1937年)
「パンジー」(1938年)
「伊豆大島」(1937年)
などの明るい側面の長谷川利行も好きです。

1920~30年代の
一方では軍事大国として成長して行く日本ですが、
もう一方では、都市化が進んだ東京を徘徊し(?)
つかぬまの都市化を表現した画家の一人だと思います。
評価したい一人です。

コメント (2)
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