旅路 とまりぎ

いくつかのグループでのできごと(主に旅)

芭蕉3

2010年07月15日 | 歴史

                      芭蕉3 
                                   とまりぎ
 それでは、芭蕉記念館へ裏口から入る。
  茅葺屋根が目につく。

 中から塀の外には隅田川が見え、赤い東京消防庁の船が対岸にある。

 右手の上流には新大橋の方から観光船が来るのが見える。


 有名な「古池や 蛙とび込む 水の音」が彫ってある。
 「ほろほろと 山吹ちるか 瀧の音」 と書かれた板が、山吹の前に。

 「草の戸も 住み替る代ぞ ひなの家」

 もう一回茅葺屋根の中を見ると、花瓶には猫じゃらし(エノコログサ)が活けてある。
 この草が絶妙な雰囲気をつくっている。

 さて、そろそろ隅田川を越えて人形町へ行こうか。 新大橋を渡る。

 黄色い柱に、江戸時代の大川に架かる木造の橋。にわか雨の中を走る人たちが彫りで描かれている。
 もう一枚が、新大橋が現在の形になる前。

 さらにもう一枚に橋の説明があったが、文字ばかりだった。
 大川に架かる昔の大橋は、この新大橋の位置ではなかったので、新大橋と呼ぶようだ。
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