院長のひとりごと

私、竹村院長が食べ物から健康まで基本的にノンジャンルでかきつづります。

「チキン入りノラボーカレー。」

2008年03月19日 07時07分17秒 | 


院長が最近頻繁にノラボーノラボーと言って取り上げる野菜があります。


地元五日市で獲れる野良坊菜は菜花の一種で、五日市周辺では、

江戸時代に伊奈備前守がタネを配布して栽培をすすめ、天明・天保の飢饉のとき、

このおかげで多くの住民の命が救われたとされる、あきる野民には

所縁のあるお野菜。


今が収穫真っ盛りで、クセの無い菜っ葉であるノラボーはおひたしで良し、

胡麻和えでよし、味噌汁でよし、天ぷらでよし、と万能野菜です。


ただ、今の時期は患者さんに山ほど頂いたりするので、それら全部をやっつけるのも

一筋縄ではいきません。


今回は一気に片をつけようとたっぷりのノラボーを使ってカレーを作りました。

両手にこぼれるほどのノラボーを使いましたが、思ったような緑色が出ませんでした。


グリーンカレーというくらい緑にするなら、レジ袋一杯くらいのノラボーを

使う必要がありそうです。

次回はそうします。


作り方をざっと説明すると・・・


どっさりのノラボー(小松菜やほうれん草可)を茹でてフードプロセッサーにかけ

ペーストにする。


フライパンではクミンを炒め、玉ねぎ1個を足してざっと炒め、ニンニク、生姜を

加え、さらに炒め、カレー粉、カットトマトの水煮缶、様々なスパイス、

少量のチキン、水を加え軽く煮込む。

ペーストのノラボーも合わせ、全体を馴染ませ、味付けをしたら完成。


カレーはいつだって構えずに楽に作るのが美味しい。