院長のひとりごと

私、竹村院長が食べ物から健康まで基本的にノンジャンルでかきつづります。

「完全解説 広島風お好み焼き」

2008年11月21日 06時46分11秒 | 
学生の頃に学校のそばに広島風お好み焼きの店があって、それはそれは

よっく行ってた。

広島風のお好み焼きは知ってる人も多いかと思うけど、ホットケーキみたいな

大阪風のものと違って、薄い小麦粉生地と薄焼き玉子で焼きそばをサンドしたものです。


それが美味しくて美味しくて。

しかもそのお店は焼きそばの量を無料で何玉でも増やしてくれました。

腹ペコ・金ナシの我らは、炭水化物大好きだったので、6玉とかお願いして

死ぬほど腹一杯で帰りました。


その広島風お好み焼きも今では近所にお店が無いし、なかなかありつけるチャンスがない。

自分で作ればいいんだけど、大阪風と違ってフライパン一つで焼きゃあいいってもんじゃない。


ホットプレートは我が家にありますが、大きくないのでその上で全部の工程を

やるのは無理があります。

しかし、とにかく広島お好みが食べたいという欲が高まってくると、

ホットプレートとフライパンを使えばなんとかいけるか!?と考え始める。

そうなるとたまらなくなり、ついに昨日実行に移しました。


まずは生地を作ります。

小麦粉と水を1:1.5くらいかな。

それにみりんを少しだけ加えてトロトロの生地にします。

天ぷらの衣だと思ってください。



それをホットプレートにお玉で薄く延ばしてクレープみたいにします。




その上に削りカツオをまぶします。

本式は魚粉を使いますが、普通の家庭には無いでしょう。

だから削りカツオでいい。




その上に千切りキャベツと天かすを。

きゃべつは山盛りが基本ですが、ホットプレートのサイズ的問題で、やや控えめです。





全体に軽く塩コショウして、モヤシとイカ天を盛る。

※ここで言うイカ天はイカの天ぷらではなく、おつまみのイカスナックのことです。






その上から豚バラのスライスを4枚。

そして全体をつなぐために小麦生地をたらす。





これをへらを使って一気にひっくり返します。

大丈夫、失敗しても死なないから。







このひっくり返したブツはへらで上からギューギュー圧迫して、押しつぶします。





そしてそのまましばらく放置。


その間、フライパンで焼きそばを焼きます。

具ナシのプレーン。





その焼きそばの上にさっき放置しておいたやつを乗せる。






そうするとホットプレートが空くのでこんどはそこで玉子を焼きます。

Lサイズで無ければ2個使いましょう。





玉子の上にフライパンにあるやつを乗せたら最後の難関。

これ全体をひっくり返しつつお皿に盛ります。

ここで失敗してぶちまけたら・・・死にたくなるかもね。

掛け声のコツはしいて言うなら「どいせーいっ!」かしら。


上手くいったら、おたふくソース、青海苔、マヨネーズ、わけぎをたくさん

トッピングして完成。




美味すぎです。