院長のひとりごと

私、竹村院長が食べ物から健康まで基本的にノンジャンルでかきつづります。

「大阪風お好み焼き。」

2008年12月04日 06時42分39秒 | 
いや~、粉文化サイコーです。

院長はどうも先週あたりからの広島お好みに引き続き、大阪お好みにも

ハマってしまいそうです。


日曜に行ったお好み焼きのお店が美味かったので、その美味いと思った理由を考えました。

要は今まで院長が自分で粉を買ってきて作っていたお好みは、生地を食ってたわけです。

大阪お好みは具入りのホットケーキみたいなもんでしょ?って思ってました。


が!美味いお好み焼きは生地はメインじゃないのです。

メインはキャベツ。

しかも千切りのざっくりしたものではなく、繊細にみじん切りにしたキャベツ。

生地はそのキャベツや天カス、豚バラなどをふんわりとつなぐツナギに過ぎない。

しかしその単なるツナギに過ぎない生地だって、絶妙の比率の出汁で溶いて、

ベーキングパウダーや塩、砂糖などでほんのり味付けをし、卵でまとめ、

重要な副主役の任務を務めている。


そしてそれを上手に焼くことで初めて、ふんわりと口当たりの気持ちいい

絶品のお好み焼きになる。

コツを知ってしまえば、広島風よりは手軽で簡単なので、より登場頻度は

高くなりそうです。




<豚玉>






<牛玉>




<生地>  計量必須。

薄力粉 40g

出汁  50cc

ベーキングパウダー 小さじ1/4

塩    小さじ1/4

砂糖   小さじ1/2


それをダマにならないように泡だて器でふんわりと混ぜる。

2時間ほどおくとなお良い。


あとはキャベツ100g 豚バラ40g 天カス大さじ3 あとはえびや

イカやもちやチーズなど好みで。今回はイカ天使用。

キャベツはミジン切り。これは今やゆずれないね。


これらをスプーンでふんわり空気を入れるように混ぜる。

混ぜすぎないように。

この作業は「そういう気持ち」でやるのが大事。





コールスローみたいにも見えるが、泡がプクプクしてるとバッチグーだね。


あとはホットプレートを220℃に加熱し、直径を小さく、厚さを厚く。

ふたをして片面を5分焼く。

ひっくり返したら少し温度を下げ、ふたをして又5分。

とにかくヘラでつぶしたり押さえたりしたら死刑!

シフォンケーキを両手ではさんでつぶして食うバカはいないでしょ?

お好み焼きをヘラで押さえるのはそれぐらいバカげた行為です。

まぁ院長も以前はそうしてましたが・・


とにかくふんわり感だけを徹底的に追求してください。


きっと革命です。






化粧はおたふくソース、削りカツオ、青海苔、マヨネーズで。


表面カリっと中はフワフワ。




食べてみて「ウオッ!」って思えなかったらたぶんそのお好みは失敗作です。


※広島風はキャベツのボリュームを抑える為にヘラでギューギュー押しつぶします。

その点は大阪風とちがうので注意。