へちまタワシができました。

緑のカーテンとして育てたへちま、実もおおきくなりました。

そこで、試しにへちまタワシ作りに挑戦してみました。

初めにやった方法は青いへちまをそのまま水の中に入れて皮と果肉を腐らせる方法。

これは時間もかかるし、臭いし、残った繊維も茶色っぽくなって美しくない。

次に試したのは、青いけれど皮がしわしわして中がすかすかになった実の皮をはがして繊維を水洗いする方法。この状態だと簡単に皮はむけるのですが、中の種が繊維にからまってなかなか取り出せないという難点も。しかし、丁寧に水洗いをするときれいな繊維が取り出せます。ただ、まだ繊維は柔らかくタワシというよりスポンジに近い手触りです。

紐をつけて台所掃除用のスポンジにしてみました。

この作業中に毎年へちま水とへちまタワシを作っているご婦人にアドヴァイスをいただきました。

「へちまは青いうちに採っちゃだめよ。茶色くなってから採るのよ。へたのところをちょっと切って逆さにすると種がざらざらでてくるの。そうしたら皮をはいで水につけておけばいいの。茶色い部分が気になるなら漂白すればいいし。」

だそうです。茶色くなるまで採ってはだめだったんですね。

そこで、茶色くなってきたへちまで挑戦。せっかちなので完全に茶色くなるまで待てないんですね。

　　

青いへちまが茶色くなって、

自然に皮がむけてきます。

種を採って、

手で簡単にツルっとむける。

種を出して、水洗い。ほとんど繊維だけのように見えますが、水洗いすると果肉の残りかすなのか結構水が汚れるので、よく洗います。

出来上がり。意外と簡単に作れました。ただこれでもまだ少し柔らかい感じ。もっと茶色くなってからとった方がより硬い繊維が採れるのかも知れません。

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