昨晩は山梨県第四部声明師会主催の研修会が開かれました。
今回の参加者は声明師は少なく、若手(20代)が多く集まりました。
ちょっと前までは子供だった人が一人前になっていたりするので誰が誰だかわからない。私にとってはちょっとした浦島太郎状態です。
さて、研修のほうは最初に発声練習、口の開け方、早口言葉などの斉唱。
お経を読む際にも法話を行う時にも聞いている人にわかりやすくするための技術アップを目指します。
早口言葉は分かっているのにろれつが回らない。若い子たちはすらすら言えるのにこれも年のせいか。
そのあとに声明7曲を通して発声。細かい部分で崩れやすい個所を指摘しながら進めていきます。
休憩をはさんで法要形式で実践練習。
それぞれが役割を与えられて行います。日ごろ自坊での法要は自分一人で行うことが多いですから、たまにこのように多数で行う法要は勉強(他人と呼吸を合わせる)になります。
若い人たちは研修が終わってもわからないことを講師に熱心に質問します。
指摘されても嫌がらない、自ら学ぶ意欲がある、そういう人は伸びていくんでしょうね。