先日駐車場わきの側溝で動物の足跡発見。
猫ではないし、犬でもなさそう。
さては最近この辺りで出没しているアライグマの足跡か?
肉球の前には鋭い爪と思われる跡もあります。
そういえば以前この側溝で狸に似た動物が走り去っていくのを見かけたことがあります。
近所では柿の実を食べられたという被害も出ているようです。
今ではすっかり害獣として認識されていますがアライグマは元々外来種、一説によると「アライグマラスカル」というアニメが流行った際ペットとして輸入され、それが野生化したのだとか。
人間の都合でちやほやされたり疎まれたり・・・
考えてみればアライグマは必死で生きているだけなのに気の毒といえば気の毒です。
しかし、天敵もなく餌も豊富な市街地では確実に増えていくという予測もされ、犬猫などペットへも感染症の恐れも心配されているようです。
野生化した外来種とどう付き合うのか?共存はできるのか?それとも一方的な駆除となるのか?
今後の動向が気になります。
外来種だけでなく、ペットとして人間の都合で生き物を飼育する場合は最後まで面倒を見るという最低限のルールは厳守してもらいたい。
飼えなくなったから捨ててしまう、捨てた人間はその生き物が自力で生きていくだろうとか誰かが拾ってくれるだろうなどと自分に都合のいいように解釈しがちですが、基本的にペット化された動物は自力で生きていくことはできません。
捨てることは殺すことだということを肝に銘じてもらいたいものです。