今日も甲府の町は大混乱。
全国ネットで山梨が陸の孤島となっていることが報道されているためあちこちから心配の電話がかかってきている。
幹線道路は何とか車が通れるもの路肩に雪が積まれているため思うように動けず大渋滞、いまだに車庫から出せない車も多数。
道路事情が悪いのでなかなか車で買い物に行かれないため徒歩での移動が主流。
たどり着いたスーパーの棚は空のスペースも多くそれでもみなできるだけ食糧を確保しようと混雑。
住民の雪かきもピークを過ぎたもののいたるところに雪の山。連日氷点下の最低気温が続いているので積まれた雪は下の方から氷になり思うように溶けていかない。
これ以上は雪をどこかに運ぶ以外にない。
しかし、この辺りは町場なので所有する車はみな乗用車、せめて軽トラックでもあれば少しは雪が減らせるのだけれどそれも無理。
災害対策本部が設置されているようだが後手後手に回っている感は否めない。
これだけの雪が降り積もるには1日以上かかっている、降り積もっている途中でこの後確実に交通が遮断されることは想像に難くない。そしてそのあと何が起こるかはおのずとわかりきっていること。その間に対策を講じていればこれほどの混乱は回避できたかもしれない。(特に孤立しやすい集落は分かっているのだから)
これを教訓に次の災害の時には迅速な対応を期待したい。
住民の自助努力には限界がある。
ついでながら、今日も低空で旋回する偵察ヘリコプターを見ると軽くむかつく方もおおいのでは。
ともかく、今山梨はオリンピックどころではないというのが現状だろう。