今日の午後、「みすじ英(はなぶさ)ゆりの色(いろ)」と題して長唄・三味線の演奏会が開かれました。
出演者は長唄 東音の小林百合さん、三味線 東音の山本英利子さん。
小林百合さんは山梨出身、山本さんは長野出身、ともに東京芸術大学邦楽科の同級生。
お二人とも地元と東京でお稽古場を持ち、多方面で活躍されている方々です。
演奏は第一部 みやこ風流、梅は咲いたか、夜桜、青柳、五条橋、あたま山、第二部は二上り甚句、お座付三下がり、なすとかぼちゃ、奴さん、船弁慶(抜粋)
あたま山と船弁慶ではプロジェクターを使用しての演出もありました。
会場は愛宕町の妙遠寺、木造の本堂は三味線の響きがいいのだそうです。
なかなか邦楽の演奏に触れる機会は少ないですが、やはり生で聞く響きは美しいものがあります。
これからこの二人での演奏会は定期的に開かれる予定だとか。
気軽に邦楽に触れることのできる機会が増えるのは楽しみです。