関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

今年も宜しくお願いします

2012年01月01日 | 活動報告

 2012年の年頭にあたり、新しい年が、鶴岡市民に・国民に、希望をもたらす年になることを心から祈念し、私もそのために自分の持ち場で全力を尽くしていく決意を申し上げます。

  昨年は、辛く重苦しいニュースが溢れました。
 大震災、原発事故、長期不況、円高、医療・介護難民、格差と貧困の拡大etc.・・。
 世界でも、イラク・アフガニスタンを始め地球の至る所で戦火が上がり続け、「6人に1人が飢餓」と最悪の状態が到来、温暖化対策もはかばかしい前進を見ないままに事態が推移しています。

 このように、日本でも世界でもあらゆる分野で危機が叫ばれ、国民の間にも危機感が広がりましたが、「危機」とは即ち「岐路」。
 10年近く日本の政治を歪めてきた「二大政党政治」も破綻が明らかになり、今年は、政治を「本当に変える」政党はどこか・政治家は誰かということが国民の大きな関心事になるハズですし、そうしなければなりません。
  破滅の道を回避し、新しい道を切り開くことが避けられない時代が到来していると考えます。

 そして今年は、日本共産党創立90周年の年です。
 日本共産党綱領が示す、「アメリカへの従属と財界・大企業中心」という日本の「二つの異常」を正すことが、現在の危機を乗り越えるためにどうしても必要なことであり、政治を変える最大のテーマであることがいよいよわかりやすい情勢となっています。
「困窮する国民に消費税増税をかぶせるより、260兆円の内部留保を蓄える大企業に適正に課税してはどうか」
 「危険で、本当はコストも高い原発をやめ、地方の経済・社会の活性化にも寄与する自然エネルギーに切り替えてはどうか」
「普天間基地の沖縄県内移設を無理押しせず、アメリカに『撤去』を申し入れられないのか」
 「TPPで儲かるのは輸出大企業だけじゃないか」
 当面する国民の要求と、アメリカと財界が求めている政策の対立は鮮明です。
 平和、民主主義、国民生活向上のために、90年間身体を張って(戦前は文字通り「命がけで」)たたかってきた日本共産党の一員として、国の政治を変える転換の年にするために全力を尽くしていきます。

 また、合併後7年目に入った鶴岡市では、H27年から地方交付税が激減するとして、市民サービス削減と負担増の「行財政改革」を進めています。
 合併の誤りを認めない立場から、「合併して良かったといえる町づくり」などと謳っていますが、合併後の現実を直視し、「市民の智恵と力を汲み尽くして、合併の困難を乗り越えよう」という訴えこそが求められています。

 日本共産党市議団は、議会本来のチェック機能を果たすとともに、情報公開と市民参加、行財政改革、慶応先端研支援の適正化(縮小)などなど、市政の基本政策に関わる提言を積極的に展開していきたいと思います。

 以上のような活動推進のために、自分自身のレベルアップもいよいよ必要と自覚していますのでがんばります(学習、体力トレーニング、業務改善など)。

 今年もどうぞ宜しくお願い致します。 


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