さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

武蔵野森林公園のカタクリとキクザキイチゲ

2017年03月29日 | 
3月24日(金)、武蔵野森林公園にカタクリの花を見に行ってきました。
毎年、小川町の「西光寺」に行くのですが、森林公園のカタクリの花は初めてです。
いつもの中央口の駐車場に車を止めて、いざ「野草コース」まで・・・・・
今回持参したのは、100ミリマクロと180ミリマクロ、野鳥用にミラーレス(70-300ミリ(35ミリ換算:189-810ミリ))

この日は風が強くて、躊躇したのですが、案の定、カタクリの花は風にあおられて、条件は良くありません。
それでも、カタクリの花は、「野草コース」の一角の斜面にいっぱい咲いて、綺麗な姿を見せてくれました。


風が治まる合間に、慌ててシャッターを切ります。


少し斜面に沿った道を上がると、キクザキイチゲも咲いていて、カタクリの花とのコラボも楽しめます。


こんな時に役に立ったのが、鳥撮り用に持ってきた望遠ミラーレス。 斜面の上の方も、簡単に狙えます。
(今回のカタクリとキクザキイチゲの写真の大半は、ミラーレスで撮ったものです。)



キクザキイチゲは、白と青紫色の花が咲いてるのですが、ほとんどはこの白い花です。

キクザキイチゲ(菊咲一華)
キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草で、キクザキイチリンソウ(菊咲一輪草)とも呼ばれています。
「春のはかない草花」(スプリングエフェメラル)の代表的な早春植物ですね。
他に、フクジュソウ・カタクリ・ニリンソウ・エゾエンゴサク・ショウジョウバカマなどもも同じスプリングエフェメラルと呼ばれています。
天気が悪ければ花は開かないので、写真を撮るには厄介な花ですね。
花弁は無くて、花のように見えるのは、ガク片です。
アズマイチゲに似てますが、葉の形状で区別できるそうですよ。


カタクリと一緒に、青紫色のキクザキイチゲを撮りたかったのですが、カタクリの周りには、白い花ばかり。


しからばと・・・・・青紫色のキクザキイチゲに、遠くのカタクリの花を入れてみます。


「野草コース」の入り口には、こんな花も咲いていました。 オオミスミソウ(?)
花札にはオオミスミソウと書いてあったので、間違いはないと思いますが・・・・・・・・・数輪だけしか無くて写真に撮れたのは、この1枚だけ。
このオオミスミソウは、雪割草の中でも最も変異の幅が広く、さまざまな色や形が楽しめるそうですが、自生地は新潟県を中心とする日本海側だそうです。



この武蔵野森林公園の「野草コース」、野草の好きな方には、たまらないかも知れませんね。
四季折々の野草が、楽しめますよ。

毎年行く、「西光寺」のカタクリとは、ちょっっ違った姿を楽しめた一日でした。
次回は、同じ武蔵野森林公園から、早咲きのチューリップです。
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