さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

亀が気になるチュウダイサギ

2017年05月15日 | 花と野鳥
下書きしていた記事が溜まりだしたので、久しぶりの連続更新です。

I沼で、コアジサシを確認した後、ぐるっと沼の周辺を散策してみました。
渡り橋の傍の杭に、何やら中型のサギがじっと固まってます。顔には婚姻色が出てます。
口角が目の後ろで切れてるので、ダイサギ???・・・・・でも体が小さい。(チュウサギ程の大きさ)
チュウダイサギのようです。(水面の赤い色は岸辺の家の屋根の色です。)


ダイサギは、ペリカン目サギ科に属しますが、アオサギのグループに入ってます。(ちなみにチュウサギはコサギの仲間)
さらに、ダイサギは、亜種ダイサギと亜種チュウダイサギに分けられ、日本ではダイサギは冬に、チュウダイサギは夏に見られることが多いです。
ダイサギとチュウサギが季節の変わり目でいつの間にか入れ替わってしまうため、口角の位置だけで判断すると分かり難いですね。
区別するために、冬に見られるダイサギをオオダイサギと呼ぶ人もいるようです。

見分ける方法としては・・・・・いくつかあるようなので、書いておきます。
①前述したように、ダイサギは冬鳥、チュウダイサギは夏鳥(地域によっては重なるところもある)
②足の色。ダイサギは脛が黄色で跗蹠(ふしょ)にまで及び、中には全体が黄色いものもいます。
 一方、チュウダイサギは基本黒色で、婚姻色の時など、跗蹠が黄色っぽいものもいますがダイサギのようにはっきりした黄色ではない。
③ダイサギの方が大きく、チュウダイサギはチュウサギほどの大きさでしょうか。(ダイサギはアオサギより大きい)

口角の位置が見やすいように、上の写真を大きくトリミングしてみました。(口角が目の後ろまで切れ込んますね)


傍らで、カイツブリが低空飛行。水面ギリギリに飛びます。



すぐそばの公園の花壇で、面白い花を見つけました。
今まで見たことが無い花なので撮ってみたのですが、なんだか南国の花のように見えます。
咲いていたのは紫色と白の2色です。



早速、家でいろいろ調べてみたのですが、なかなか名前が分からず、大苦戦!
悪戦苦闘の結果・・・・・・「シラー・ベルビアナ」? 間違ってたら指摘してくださいね。
ユーラシア・アフリカ原産のユリの仲間のようですね。それにしてもいろんな花があるものです。


ヤグルマソウもたくさん咲いていました。





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