このところの暑さ、異常な状態が続いてますね。お互い熱中症には気を付けましょう!!
これだけ暑いと、どこに出かけるのも億劫で、家に閉じこもってしまいそうです。
今回は、6月の在庫から、オオムラサキの様子を載せてみたいと思います。
6月29日、そろそろオオムラサキの羽化が始まるころ、久しぶりに嵐山町の「オオムラサキの森」に出かけてみました。
現地に到着したのが午前9時前、「オオムラサキの森、活動センター」の駐車場に車を止め、早速、林の中へ・・・・
いつもの樹液が出てる樹に、居ましたよ!!
まずは2頭のオオムラサキが、餌場の場所取り合戦からです。左の個体が、折角確保した場所を取られまいと頑張ってます。



オオムラサキ(大紫)
タテハチョウ科に分類されるチョウで、昭和32年(1957年)日本昆虫学会で「国蝶」に選定されました。
日本に分布するタテハチョウ科の中では最大と云われていましたが、
その後、マダラチョウ亜科もタテハチョウ科に含まれたため、今は、オオゴマダラが最大と云われています。
でも、沖縄を除いた地域では、まだ最大級の蝶に間違いないですね。
以前は、雑木林で、よく見られたオオムラサキも、環境の変化で、最近は数が減っています。
環境庁では自然環境を測定する目安になる指標昆虫の一つにオオムラサキを選んでいますが、各地でも保護活動が始まっています。
ここ嵐山町周辺でも、雑木林を残すなどして、保護活動が盛んで、毎年7月には、たくさんのオオムラサキが放蝶されています。
ここ「活動センター」でも、毎年30~50頭程度のオオムラサキが放蝶されてるとのことです。


この周辺の雑木林では、毎年シジミチョウの仲間もたくさん見られるようですが、時期的には遅くて、この日は何も見つかりません。
ノアザミ(?)とノカンゾウが咲いてますが、ノカンゾウは、時期的には少し遅かったようです。


道を歩くと、あちこちにハグロトンボがいます。まるで、道案内をしてくれてるようです。

周辺を一周した後、再度樹液のポイントを覗いてみると、相変わらず、数頭のオオムラサキが集まってますが、すべて雄ばかり。

活動センターに戻って、管理人さんに、雌の情報を聞いてみると・・・・・
今朝羽化した雌が、まだ居るはずですよ!!とのこと。
管理棟の周辺には、食樹のエノキがあり、幼虫がネットで守られてるのですが、そのうちの1頭が今朝、羽化して残っていたようです。
早速行ってみると、まだ飛び立たずにいてくれました。

暫く待ってみましたが、飛び立つ様子も無く、翅もなかなか開いてくれません。

少し近づいて、マクロレンズで撮ったものをトリミングしてみました。
なかなかの美人さんでしょう!!羽化したばかりで、綺麗です。一瞬だけ翅を広げたのですが、すぐに閉じてしまいました。

実は、このオオムラサキ、雄の方が、雌より約10日ばかり早く成虫になるため、6月下旬から見ることができます。
管理人さん曰く、「今まではほとんど雄のため、雑木林では、雄ばかり」なのだそうです。
女の子たちは、少し遅れて、彼氏探しに飛び立つんですね。
これだけ暑いと、どこに出かけるのも億劫で、家に閉じこもってしまいそうです。
今回は、6月の在庫から、オオムラサキの様子を載せてみたいと思います。
6月29日、そろそろオオムラサキの羽化が始まるころ、久しぶりに嵐山町の「オオムラサキの森」に出かけてみました。
現地に到着したのが午前9時前、「オオムラサキの森、活動センター」の駐車場に車を止め、早速、林の中へ・・・・
いつもの樹液が出てる樹に、居ましたよ!!
まずは2頭のオオムラサキが、餌場の場所取り合戦からです。左の個体が、折角確保した場所を取られまいと頑張ってます。



オオムラサキ(大紫)
タテハチョウ科に分類されるチョウで、昭和32年(1957年)日本昆虫学会で「国蝶」に選定されました。
日本に分布するタテハチョウ科の中では最大と云われていましたが、
その後、マダラチョウ亜科もタテハチョウ科に含まれたため、今は、オオゴマダラが最大と云われています。
でも、沖縄を除いた地域では、まだ最大級の蝶に間違いないですね。
以前は、雑木林で、よく見られたオオムラサキも、環境の変化で、最近は数が減っています。
環境庁では自然環境を測定する目安になる指標昆虫の一つにオオムラサキを選んでいますが、各地でも保護活動が始まっています。
ここ嵐山町周辺でも、雑木林を残すなどして、保護活動が盛んで、毎年7月には、たくさんのオオムラサキが放蝶されています。
ここ「活動センター」でも、毎年30~50頭程度のオオムラサキが放蝶されてるとのことです。


この周辺の雑木林では、毎年シジミチョウの仲間もたくさん見られるようですが、時期的には遅くて、この日は何も見つかりません。
ノアザミ(?)とノカンゾウが咲いてますが、ノカンゾウは、時期的には少し遅かったようです。


道を歩くと、あちこちにハグロトンボがいます。まるで、道案内をしてくれてるようです。

周辺を一周した後、再度樹液のポイントを覗いてみると、相変わらず、数頭のオオムラサキが集まってますが、すべて雄ばかり。

活動センターに戻って、管理人さんに、雌の情報を聞いてみると・・・・・
今朝羽化した雌が、まだ居るはずですよ!!とのこと。
管理棟の周辺には、食樹のエノキがあり、幼虫がネットで守られてるのですが、そのうちの1頭が今朝、羽化して残っていたようです。
早速行ってみると、まだ飛び立たずにいてくれました。

暫く待ってみましたが、飛び立つ様子も無く、翅もなかなか開いてくれません。

少し近づいて、マクロレンズで撮ったものをトリミングしてみました。
なかなかの美人さんでしょう!!羽化したばかりで、綺麗です。一瞬だけ翅を広げたのですが、すぐに閉じてしまいました。

実は、このオオムラサキ、雄の方が、雌より約10日ばかり早く成虫になるため、6月下旬から見ることができます。
管理人さん曰く、「今まではほとんど雄のため、雑木林では、雄ばかり」なのだそうです。
女の子たちは、少し遅れて、彼氏探しに飛び立つんですね。